ODI ドライバ ソフトウェア: Broadcom NetXtreme II ネットワーク アダプタ ユーザーガイド
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ODI ドライバ ソフトウェア: Broadcom NetXtreme II ネットワーク アダプタ ユーザーガイド
概要
ODI Client32
DOS ODI
概要
このセクションでは、3 つのドライバについて説明します。
BX2.LAN: Broadcom NetXtreme II Gigabit Ethernet 32 ビット ドライバ
BX2.COM: Broadcom NetXtreme II Gigabit Ethernet 16 ビット ドライバ
BNX2EV.COM: Broadcom NetXtreme II 10 Gigabit Ethernet 16 ビット ドライバ
ODI Client32 セクションで使用されている例は、BX2.LAN ドライバのみを扱っています。DOS ODI セクションで使用されている例は、BX2.COM ドライバを扱っていますが、BNX2EV.COM ドライバにも適用されます。
ODI Client32
ODI (Open Data-Link Interface) ドライバ ソフトウェアを使用すると、通信しているシステムのハードウェアやプロトコル スタックの違いにかかわらず、LAN ドライバは協調して動作できます。中継レイヤである LSL (Link Support Layer、リンク サポート レイヤ) は、ローカル エリア ネットワーク (LAN) ドライバとプロトコル スタックの間で、異なるパケット タイプのルーティングを行う役割を果たしています。
ドライバ ソフトウェアをインストールする
ODI ドライバ ソフトウェアは、MS-DOS オペレーティング システムを実行しているシステムにインストールする必要があります。MS-DOS 6.22 をお勧めします。
インストール前の各種要件
Broadcom ODI ドライバ ファイルをフロッピー ディスクにコピーします。Client32 ドライバの場合は、BX2.LAN と BX2.LDI ファイルをコピーします。
MS-DOS 用の Novell NetWare Client32 ドライバをインストールする
dw271.zip ファイルをハード ディスクの一時ディレクトリに抽出します。
dw271e.exe ファイルをダブルクリックします。
応答を促すプロンプトが表示されたら、y と入力し、ENTER キーを押します。
MS-DOS モードでシステムを再起動します。
抽出したファイルが保存されているディレクトリに移動します。
install と入力し、ENTER キーを押します。
承諾書に目を通し、ENTER キーを押してその内容を承諾します。
必要に応じて上向きの矢印キーまたは下向きの矢印キーを使用して、[Novell Client for DOS (required)/DOS 用 Novell クライアント (必須)] を強調表示し、F10 キーを押して保存し、続行します。
[32-bit LAN Drivers/32ビット LAN ドライバ] を強調表示し、F10 キーを押して保存し、続行します。
Broadcom 32 ビット LAN ドライバ ファイルを含むフロッピー ディスクをフロッピー ディスク ドライブに挿入します。
[USER SPECIFIED 32-BIT DRIVER/ユーザー指定の 32 ビット ドライバ] を強調表示し、ENTE R キーを押します。
ENTER キーを押します。
[NetXtreme II Gigabit Ethernet Driver/NetXtreme II Gigabit Ethernet ドライバ] を強調表示し、ENTER キーを押します。
ENTER キーを押します。
[Receive Buffers/受信バッファ] を選択し、値として 32 を入力して、F10 キーを押して保存し、続行します。
メモ: [Installation Configuration Summary/インストール設定サマリ] の他の項目のデフォルト設定は変更しないでください。
F10 キーを押して保存し、続行します。Bx2.LAN ファイルおよび Bx2.LDI ファイルがディレクトリにコピーされます。
システムを再起動すると、インストールが完了します。
ファイルをロードするとき、システムは Net.cfg に指定したフレーム タイプで NetWare サーバーに接続しようとします。接続が確立されると、ダイアログ ボックスが表示されます。
F ドライブに移動して、NetWare サーバーにログオンします。
メモ: システムの設定中はドライバがロードを行い、Broadcom のバナー、アダプタ名、MAC アドレス、IRQ 番号、検出された回線速度、アダプタのバス番号 (BusNum) とデバイス番号 (DevNum) が表示されます。ドライバがロードに失敗すると、初期化に失敗したこと を示すメッセージが表示されます。
ドライバ ソフトウェアを設定する
ODI ドライバ ソフトウェアは、Net.cfg ファイルに特定のオプション キーワードを追加することによって設定できます。
システムに複数の (またはマルチポート) Broadcom NetXtreme II アダプタが取り付けられている場合、デフォルトでは ODI ドライバ ソフトウェアはリンクが良好なアダプタ/ポートをロードします。リンクが良好なアダプタが複数ある場合、ODI ドライバ ソフトウェアは、最新の デバイス ID を持つアダプタをロードします。リンクが良好な複数のアダプタが同じデバイス ID を持つ場合、ODI ドライバ ソフトウェアは、バス番号が最も小さいスロットにあるアダプタをロードします。
ODI ドライバが特定の順序で特定のアダプタをロードするようにする必要がある場合は、BusNum 、DevNum 、および FuncNum キーワードを使用できます。PCI デバイスの設定方法が分からない場合は、これらのキーワードを使用しないでください。
BusNum キーワード値はアダプタがある PCI バス番号を表します。値は 0 ~ FF の 16 進数です。
FuncNum キーワード値は、マルチポート アダプタの機能 (ポート) 番号を表します。値は 16 進数で、0 は最初のポート 、1 は 2 つ目のポートを表します。
DevNum キーワード値は、割り当てられているデバイス番号を表します。値は 0 ~ 1F の 16 進数です。
メモ:
ODI ドライバ ソフトウェアのインストール プロセスの最後に表示される BusNum 値および DevNum 値を記録してください。または、Broadcom Advanced Control Suite 3 (リソース情報を表示する を参照) を使用して、バス番号、機能 (ポート) 番号、および各アダプタに割り当てられているデバイス番号 (Windows ユーザーのみ) を表示します。
ドライバをアダプタにロードすると、BusNum 、DevNum 、および FuncNum のキーワードの値が 16 進数表記で表示されます。
複数のアダプタに特定の順序で ODI ドライバをロードする場合の BusNum 、DevNum 、FuncNum のキーワードの入力例を以下に示します。
PROTOCOL <protocol name>
BIND BX2
BIND BX2
LINK DRIVER BX2
BUSNUM 1
DEVNUM 9
FRAME <frame #1 name>
LINK DRIVER BX2
BUSNUM 1
DEVNUM A
FRAME <frame #2 name>
LineSpeed キーワードは、ネットワーク接続の速度を強制する場合に使用します。LineSpeed キーワードには、10、100、または 1000 の 10 進数が必要です。技術的には、1000 Mbit/秒の回線速度を強制的に設定することはできません。この速度は、自動ネゴシエーションによってのみ実現できます。設定を簡潔に行うために、回線速度の値が 1000 に設定されると、ドライバが自動ネゴシエーションを実行するようになっています。
Duplex キーワードは、アダプタの二重通信モードを強制する場合に使用します。Duplex キーワードには、HALF または FULL のテキスト文字列が必要です。Duplex キーワードを使用する場合、LineSpeed キーワードも使用する必要があります。どちらのキーワードも使用しない場合、ネットワーク アダプタはデフォルトで自動ネゴシエーション モードになります。
LineSpeed キーワードおよび Duplex キーワードの入力例を以下に示します。
LINK DRIVER BX2
LINESPEED 100
DUPLEX FULL
DOS ODI
ODI (Open Data-Link Interface) ドライバ ソフトウェアを使用すると、通信しているコンピュータのハードウェアやプロトコル スタックの違いにかかわらず、LAN ドライバは協調して動作できます。中継レイヤである LSL (Link Support Layer、リンク サポート レイヤ) は、LAN ドライバとプロトコル スタックの間で、異なるパケット タイプのルーティングを行う役割を果たしています。
メモ: このセクションで使用されている例は、BX2.COM ドライバを扱っていますが、BNX2EV.COM ドライバにも適用されます。
ドライバ ソフトウェアをインストールする
DOS/ODI ドライバ ソフトウェアのインストールは、以下のステップで行います。
DOS 6.22 オペレーティング システムのファイルがコンピュータのハードディスクにインストールされているか、あるいはリムーバル記憶デバイスで利用可能になっていることを確認します。
DOS/ODI ドライバ ソフトウェアを DOS 環境でインストールします。
インストール後にドライバ ソフトウェアを再設定します (必要な場合のみ)。
インストール前の各種要件
Broadcom Ethernet アダプタ ドライバ ソフトウェアがコンピュータにインストールされているか確認し、インストールされていない場合はインストールを行います (ドライバ ソフトウェアをインストールする をご覧ください)。インストールしないと、Broadcom Ethernet アダプタを DOS 環境で利用できません。
メモ: DOS 用のアダプタ ドライバを正常にインストールするには、ドライバをインストールする前に、あらかじめアダプタをコンピュータに取り付けておく必要があります。
コンピュータのハードディスクに DOS 6.22 ファイルをインストールするか、あるいはリムーバル記憶デバイス上で利用できるようにします。
DOS ODI ドライバを DOS 6.22 上にインストールする
DOS ODI ドライバ ファイルをハードディスクのルート ディレクトリにコピーします。
Lsl.com、Ipxodi.com、Vlm.com を同じディレクトリにコピーします (これらは Novell から提供されたファイルです)。
Autoexec.bat ファイルに以下の行を追加します。
C:\LSL
C:\BX2
C:\IPXODI
C:\VLM
ドライバを設定して異なるフレーム タイプとバインドするには、Net.cfg ファイルを編集して、Autoexec.bat ファイルと同じ場所にこのファイルを入れます (C ドライブ内)。
例:
LINK DRIVER BX2
FRAME ETHERNET_802.2
FRAME ETHERNET_802.3
FRAME ETHERNET_II
FRAME ETHERNET_SNAP
NetWare DOS Requester
FIRST NETWORK DRIVE=F
NETWARE PROTOCOL=NDS BIND
PROTOCOL IPXODI
コンピュータを再起動すると、インストールが完了します。
ファイルをロードするとき、コンピュータは Net.cfg に指定したフレーム タイプで NetWare サーバーに接続しようとします。接続が確立されると、ダイアログ ボックスが表示されます。
F ドライブに移動して、NetWare サーバーにログオンします。
F:<enter>
F:\login admin <enter>
メモ: システムのコンフィギュレーション中はドライバがロードを行ない、Broadcom のバナー、アダプタ名、MAC アドレス、IRQ 番号、検出された回線速度、アダプタのバス番号 (BUSNUM) とデバイス番号 (DEVNUM) が表示されます。ドライバがロードに失敗すると、初期化に失敗したこと を示すメッセージが表示されます。
BX2.com/BX2EV.COM ドライバのパラメタ (Net.cfg ファイル内) を設定する
以下に、Net.cfg ファイルで使用するオプションのカスタム キーワードを示します。
BUSNUM
DEVNUM
FUNNUM
SUBVID
MODEL
最初の 2 つのキーワード (BUSNUM と DEVNUM ) は同時に使用するもので、マニュファクチュアリングのために含まれています。PCI デバイスのコンフィギュレーションについて少しでも不安な部分がある場合には、これらのキーワードは使用しないでください。この 2 つのキーワードは、複数の Broadcom NetXtreme II Gigabit Ethernet アダプタをシステムに取り付ける際にも、各アダプタを決められた順序でロードする際にも、必要となります。
BUSNUM は PCI バス番号を、DEVNUM は PCI BIOS による設定時にボードに与えられているデバイス番号を指定します。
これらのアダプタのパラメタ値は、ドライバのロード時に 16 進数表記で表示されます (Net.cfg ファイルには 16 進数の値を指定します)。また、これらの番号は、PCI デバイスのスキャン ユーティリティで確認できます。1 つのアダプタにドライバをロードする場合、表示された値を Net.cfg ファイルで使用できます。
PCI スキャン ユーティリティが、バス 4 とデバイス 11 (16 進数) でカード 1、バス 3 とデバイス 13 (16 進数) でカード 3 を表示した場合、Net.cfg ファイルに次のようなロード命令が書き込まれます (カード 3 を最初にロードし、次にオプションとしてカード 1 をロードするという命令)。
LINK DRIVER BX2
BUSNUM 3
DEVNUM 13 (13 hex = 19 decimal)
LINK DRIVER BX2
BUSNUM 4
DEVNUM 11 (11 hex = 17 decimal)
FUNNUM キーワードは、マルチファンクション (マルチポート) アダプタを使用するときに、ドライバがロードすべき機能やポートを決定するのに使用します。機能番号の値は、アダプタの第 1 機能と第 2 機能に対応した 0 と 1 しかありません。
SUBVID キーワードを使用すると、ネットワーク インターフェイス カードの中でも、Net.cfg に指定された SVID (下受けメーカー ID) を持っており、なおかつ最初に検出されたカードだけに、ドライバがロードされます。ドライバは、一致する SVID がないその他の全ネットワーク インターフェイス カードを無視します。SUBVID には 16 進数を指定します。
例:
LINK DRIVER BX2
SUBVID 14E4
SUBVID は、BUSNUM 、DEVNUM 、FUNNUM と一緒に使用できません。
MODEL キーワードを使用すると、ネットワーク インターフェイス カードの中でも、MODEL に指定された SVID (下受けメーカー ID) を持っており、なおかつ最初に検出されたカードだけに、ドライバがロードされます。ドライバは、一致する SVID がないその他の全 NIC を無視します。MODEL には 10 進数を指定します。
例:
LINK DRIVER B44
MODEL 5348
各種制限および免責条項 の項目にはすべて目を通してください。
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