User Guide

User Guide
トラブルシューティング: Broadcom NetXtreme II ネットワーク アダプタ ユーザーガイド

目次のページに戻る

トラブルシューティング: Broadcom NetXtreme II ネットワーク アダプタ ユーザーガイド

ハードウェアの診断

ポートの LED を確認する

トラブルシューティングのチェックリスト

正しいドライバがロードされているかどうかを点検する

ケーブル長のテストを実行する

ネットワークの接続性をテストする

Broadcom NetXtreme II デバイス ドライバの削除

Broadcom ブート エージェント

BASP (Broadcom Advanced Server Program)

その他

ハードウェアの診断

アダプタ ハードウェアをテストするためのループバック診断テストが利用できます。ループバック診断テストでは、パケット情報が物理リンクに転送されるため、アダプタ内部/外部の診断が可能になります (MS-DOS 環境でテストを実行する場合の手順および情報についてはユーザー診断を、Windows 環境の場合は診断テストを実行するを参照してください)。

BACS 3 診断テストの失敗

BACS 3 で診断テストを実行していて、次のテストのいずれかが失敗した場合、システムに取り付けた NIC または LOM にハードウェアの問題がある可能性があります。

  • 制御レジスタテスト
  • MII レジスタ
  • EEPROM
  • 内部メモリ
  • チップ上 CPU
  • 割り込み
  • ループバック - MAC
  • ループバック - PHY
  • LED テスト

ここでは、失敗の解決に役立つトラブルシューティングの手順を説明します。

  1. 失敗したデバイスを取り外し、スロットに再度取り付けて、カードがスロット全体にわたってしっかりと固定されていることを確認します。
  2. テストを再実行します。
  3. テストが再度失敗する場合は、同じモデルの別のカードに交換してテストを実行します。正常なカードでテストにパスした場合は、テストに失敗したデバイスについて、ハードウェア ベンダーにお問い合わせください。
  4. マシンの電源を切り、マシンから AC 電源を取り外してシステムを再起動します。
  5. 診断ソフトウェアを削除して、再インストールします。
  6. ハードウェア ベンダーに問い合わせてください。

BACS 3 ネットワーク テストの失敗

通常、BACS 3 ネットワークをテストするが失敗するのは、ネットワークまたは IP アドレスの設定に問題があります。ここでは、ネットワークのトラブルシューティングを行う場合の一般的な手順を説明します。

  1. ケーブルが接続されており、適切なリンクが確立されていることを確認します。
  2. ドライバがロードされ、イネーブルになっていることを確認します。
  3. NIC/LOM に接続されているケーブルを交換します。
  4. 「ipconfig」コマンドを使用するか、または OS IP 割り当てツールを確認して、IP アドレスが正しく割り当てられていることを確認します。
  5. アダプタが接続されているネットワークに対して、IP アドレスが正しいことを確認します。

ポートの LED を確認する

ネットワーク リンクとアクティビティの状態を確認するには、ネットワーク リンクとアクティビティの状態の通知を参照してください。

トラブルシューティングのチェックリスト

注意事項: サーバーのキャビネットを開けてアダプタの取り付けまたは取り外しを行うときは、必ず事前に取り扱い注意事項をお読みください。

以下のチェックリストで、Broadcom NetXtreme II アダプタの取り付け・実行時のトラブルを解消するための推奨アクションを確認してください。

  • ケーブルと接続をすべて点検します。ネットワーク アダプタのケーブル接続やスイッチが正しく接続されていることを確認します。ケーブル長や定格がネットワーク ケーブルを接続するにリストされている要件に準じているかどうかを確認します。
  • アダプタを取り付けるの内容を再確認し、アダプタの取り付けを点検します。アダプタがスロットに正しく固定されているかどうか確認します。ボードの構成部品や PCI エッジ コネクタなどに、すぐ目に付く損傷がないかなど、ハードウェアを確認します。
  • コンフィギュレーション設定値を点検し、別のデバイスと競合している場合はそれを変更します。
  • サーバーで使用している BIOS が最新のものであることを確認します。
  • アダプタを別のスロットに挿入してみます。移動先でアダプタが動作する場合は、元のスロットに瑕疵があることが考えられます。
  • 不良のあるアダプタを、正しい動作が確認されているアダプタと交換します。交換したアダプタがそのスロット内で動作すれば、元のアダプタに瑕疵があると考えられます。
  • 機能の異なるシステムにそのアダプタを取り付け、もう一度テストを実行します。この新しいシステム内でアダプタがテストに合格した場合は、元のシステムに瑕疵がある場合があります。
  • システムから他のアダプタをすべて取り外し、もう一度テストを実行します。アダプタがテストに合格した場合は、別のアダプタが競合を起こしていたことが考えられます。

正しいドライバがロードされているかどうかを点検する

Windows

アダプタ、リンク ステータス、ネットワークの接続性などの重要な情報を確認するには、バイタル サインを表示するを参照してください。

NetWare

ドライバが正しくロードされているかどうかを確認するときは、以下のように入力してください。

LOAD B57.LAN FRAME_ETHERNET_II NAME=B57_1_EII


 

このコマンドにより、リンクがアクティブかどうかが自動的に検証されます。リンクがアクティブな場合は、Link is up/リンク稼動中が返されます。

コマンド ラインに config と入力し、ENTER キーを押します。以下のステータス情報が表示されます。

Broadcom NetXtreme II Gigabit Ethernet アダプタのバージョン:

ハードウェア設定:

ノード アドレス:

フレーム タイプ:

ボード名:

LAN Protocol:ARP (「メモ」参照)

LAN Protocol:IP Addr:(「メモ」参照)

メモ: IP アドレスをアダプタに割り当てると、LAN プロトコル ステータスが表示されます。

Linux

bnx2.o ドライバが正しくロードされているかどうかを確認するときは、以下を実行します。

lsmod 


 

ドライバがロードされていれば、以下のような結果が表示されます。size はドライバのサイズ (単位:バイト) で、n は設定されているアダプタの個数です。

モジュール
サイズ
利用元
BCM5708
size
n

ケーブル長のテストを実行する

Windows オペレーティング システムでケーブル長テストを実行する場合は、ケーブルを分析するをご覧ください。ケーブル分析は、NetXtreme II 10 GbE ネットワーク アダプタでは実行できません。ケーブル分析は、ギガビット リンクの速度接続で実行されている Broadcom アダプタで、接続がない場合に実行できます。

ネットワークの接続性をテストする

メモ: リンク速度を強制したときは、アダプタとスイッチの両方が同じ速度に強制されているか、または、最低でも 1 つのリンク パートナーが自動ネゴシエーションに設定されていることを確認してください。

Windows

ping コマンドを使い、ネットワーク接続が動作しているかどうかを確認します。

メモ: ネットワークの接続性は、Broadcom Advanced Control Suite 2 のネットワークをテストする機能でもテストできます。

  1. [スタート][ファイル名を指定して実行] の順にクリックします。
  2. [名前] ボックスに cmd と入力し、[OK] をクリックします。
  3. ipconfig /all と入力して、テストするネットワーク接続を表示します。
  4. ping IP address と入力し、ENTER キーを押します。

表示される ping 統計は、ネットワーク接続が動作しているかどうかを示します。

NetWare

ネットワーク上で IP ホストをピングして、接続が確立されるかどうかを確認します。

コマンド ラインに ping IP address と入力し、ENTER キーを押します。

表示される ping 統計は、ネットワーク接続が動作しているかどうかを示します。

Linux

イーサネット インターフェイスが立ち上がっているかどうかを確認するときは、ifconfig を実行し、イーサネット インターフェイスのステータスをチェックします。netstat -i を実行することで、イーサネット インターフェイス上の統計情報を確認することができます。ifconfig および netstat については、Linux ドライバ ソフトウェアを参照してください。

ネットワーク上で IP ホストをピングして、接続が確立されるかどうかを確認します。

コマンド ラインに ping IP address と入力し、ENTER キーを押します。

表示される ping 統計は、ネットワーク接続が動作しているかどうかを示します。

Broadcom NetXtreme II デバイス ドライバの削除

Broadcom NetXtreme II デバイス ドライバをシステムからアンインストールする場合、必ず InstallShield ウィザードを使用してください。[デバイス マネージャ] などを使用してデバイス ドライバをアンインストールすると、完全にアンインストールされず、システムが不安定になる原因になる場合があります。Broadcom NetXtreme II デバイス ドライバをアンインストールする方法については、デバイス ドライバの削除を参照してください。デバイス ドライバを削除すると、Broadcom Advanced Control Suite 3 もその他すべての管理アプリケーションと一緒に削除されます。

[デバイス マネージャ] を使用して手動でデバイス ドライバを削除してからデバイス ドライバを再インストールしようとして失敗した場合、[InstallShield Wizard] から [Repair/修復] オプションを実行します。Broadcom NetXtreme II デバイス ドライバを修復する方法については、ドライバ ソフトウェアの修復または再インストールを参照してください。

Broadcom ブート エージェント

トラブル: PXE を使って DHCP からネットワークの設定値が入手できない

ソリューション: 正しく操作するためには、スパニング ツリー プロトコル (STP) がディスエーブルされているか、または PXE クライアントが接続されているポートで portfast モード (Cisco) がイネーブルされているかを確認してください。たとえば、スパンツリーの portfast には 4/12 をイネーブルするよう設定します。

BASP (Broadcom Advanced Server Program)

トラブル: 802.3ad チームを含むシステムでは、システム イベント ログに Netlogon サービスの失敗が記録され、起動時にドメイン コントローラとの通信ができなくなります。

ソリューション: Microsoft サポート技術情報文書 326152 (http://support.microsoft.com/kb/326152/en-us) によると、Gigabit Ethernet アダプタでは、ドライバが初期化を実行してネットワーク インフラストラクチャとのリンクをネゴシエーションするときにリンクが不安定になるため、ドメイン コントローラとの接続で問題が発生する可能性があります。Gigabit アダプタが 802.3ad チームに参加している場合は、このチーム タイプに必要なスイッチとさらにネゴシエーションを行うため、リンク ネゴシエーションはさらに影響を受けます。上記のサポート技術情報文書で指摘しているように、この問題が発生した場合は、別のサポート技術情報文書 239924 (http://support.microsoft.com/kb/239924/) で説明されている、メディア検出機能を無効にする方法が有効です。

トラブル: 802.3ad チーム メンバーのリンクが切断と再接続を繰り返す (すべてのオペレーティング システムで発生するトラブル)。

ソリューション: これはサードパーティ側の問題です。このトラブルは、LACP がパッシブまたはアクティブとしてイネーブルされている状態で、サーバー上で 802.3ad チームを 3 つ以上のメンバーと一緒に設定し、HP2524 スイッチに接続すると発生します。HP スイッチには、LACP チャネルが 2 つのメンバーのみに正常に対応することが表示されます。これ以外のチーム メンバーについては、リンクの接続が切れたり、その後再接続されたりします。Cisco Catalyst 6500 ではこのトラブルは発生しません。

トラブル: チーム メンバーに対するドライバがディスエーブルされている場合に、通有中継 (GEC/FEC)/802.3ad-Draft Static チーム タイプで一部のネットワーク接続が失われる場合がある。

ソリューション: チーム メンバーが基本的な管理ソフトウェア (ASF/IPMI/UMP) または Wake-On-LAN をサポートしている場合には、ドライバがディスエーブルされていてもアダプタのスイッチでリンクを維持できることがあります。この結果、スイッチはトラフィックをアクティブなチーム メンバーのポートにルーティングするのではなく、接続されているポートに送り続けます。ディスエーブルされているアダプタをスイッチから外すと、他のアクティブなチーム メンバーに対してトラフィックが再開されます。

トラブル: Large Send Offload (LSO、大量送信オフロード) と Checksum Offload (チェックサム オフロード) がチームで機能しない。

ソリューション: チームのアダプタのうちいずれか 1 つでも LSO をサポートしていない場合は、LSO はそのチームでは機能しません。LSO をサポートしないアダプタをチームから取り除き、LSO をサポートするアダプタと交換してください。Checksum Offload (チェックサム オフロード) の場合も同様です。

トラブル: チームのメンバーであるアダプタの詳細設定プロパティ変更した後、そのチームの詳細設定プロパティが変更されません。

ソリューション: アダプタがチームのメンバーとして含まれているときに、詳細設定プロパティを変更する場合は、チームを再構築して、チームの詳細設定プロパティが正しく設定されていることを確認する必要があります。

トラブル: チームのメンバーであるアダプタから TOE キーを削除した後、チームの TOE オフロード機能が変更されません。

ソリューション: TOE キーを持つアダプタがチームのメンバーとして含まれているときに、TOE キーを削除する場合は、チームを再構築して、チームが TOE 対応のチームに見えないことを確認する必要があります。

その他

トラブル: Broadcom Advanced Control Suite 3 (BACS) アプリケーションがインストールされているが、起動せず、エラー メッセージが表示される

ソリューション: BACS 3 を使用するには、.NET Framework 2.0 が必要です。.NET Framework 2.0 をインストールしてください。

トラブル: Broadcom Advanced Control Suite 3 の起動に長い時間かかる。

ソリューション: これは .NET Framework 2.0 の制限です。.NET Framework 2.0 SP1 を適用して、システムを再起動してください。

トラブル: システムによっては、システムの起動後に取り付けた Broadcom NetXtreme II アダプタが、最適なレベルで実行されない場合がある。

ソリューション: システムによっては、システムの起動後にアダプタを取り付けると、システムの BIOS がキャッシュ ライン サイズおよび待ち時間タイマーをセットしない場合があります。アダプタを取り付けたあとに、システムを再起動してください。

トラブル: Intelligent Platform Management Interface (IPMI) が正常に動作しない。

ソリューション: IPMI は、LiveLink™ がディスエーブルされている場合にのみ動作します。スマート ロード バランスおよびフェイルオーバー/スマート ロード バランス (自動フォールバックはディスエーブル) チームの LiveLink を設定するを参照してください。

トラブル: SNP をアンインストールすると、BACS 3 の [リソース予約] で設定ができなくなる。

ソリューション: SNP を再インストールします。システムから SNP をアンインストールする前に、[設定] タブの [リソース予約] タブから表示できる [リソースの設定] 画面で、NDIS を有効にするチェックボックスが選択されていることを確認してください (リソース予約を表示および設定するを参照)。NDIS がディスエーブルの状態で SNP を削除すると、デバイスにアクセスして再びイネーブルにすることができなくなります。

トラブル: TOE キーを物理的に削除すると、BACS 3 の [情報] タブの [バイタル サイン] 領域にある TOE ステータスが、[リソース予約] タブの TOE ステータスと一致しなくなる。

ソリューション: TOE キーを再インストールして、[リソース予約] タブから [リソースの設定] 画面を表示します。TOE キーを削除する前に、[リソースの設定] 画面から TOE をディスエーブルします。これで TOE ステータスは [バイタル サイン] タブと [リソース予約] タブの両方と一致します。

トラブル: フロー コントロールがディスエーブルされている場合、TOE の性能はパケット ロスの影響を受けやすくなります。

ソリューション: フロー制御を有効にして、失われるパケット数を削減します。

トラブル: Broadcom アダプタ ドライバのインストール中に、システム イベント ログに DCOM エラー メッセージ (イベント ID 10016) が表示されます。

ソリューション: これは Microsoft 側の問題です。詳細については、Microsoft のサポート技術情報文書 KB913119 (http://support.microsoft.com/kb/913119) を参照してください。

トラブル: [低リソースのシミュレーション] オプションを有効にして Microsoft のドライバの検証ツールを実行している場合、大量のネットワーク トラフィックの処理時にシステムが不安定になったり、致命的なシステム エラーが発生したりすることがあります。この状況は、TOE オフロードを有効にした Broadcom ネットワーク アダプタを取り付けている Windows Server 2003 システムで発生します。

ソリューション: 実稼働環境ではドライバの検証ツールを実行しないでください。


各種制限および免責条項の項目にはすべて目を通してください。


目次のページに戻る

© 2009 Dell | About Dell | Terms of Sale | Unresolved Issues | Privacy | Site Map | | Feedback

snWEB1