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ベースボード管理コントローラ(BMC)の操作 Dell OpenManage Server Administrator バージョン 5.1 ユーザーズガイド

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ベースボード管理コントローラ(BMC)の操作

Dell OpenManage™ Server Administrator バージョン 5.1 ユーザーズガイド

  概要

  基本の BMC 情報の表示

  BMC ユーザーの設定

  BMC プラットフォームのイベントフィルター警告の設定

  シリアルオーバー LAN(SOL)接続を使用した BMC の設定

  シリアルポート接続を使用した BMC の設定

  LAN 接続を使用した BMC の設定



概要

Dell™ PowerEdge™ システムベースボード管理コントローラ(BMC)は、システムボード上のさまざまなセンサーと通信することによって重要なイベントをモニタし、一定のパラメータがプリセットしきい値を超えると警告とログイベントを送信します。 BMC は業界標準のインテリジェントプラットフォーム管理インタフェース(IPMI)仕様に対応しており、システムをリモートで設定、モニタ、回復できるようにします。

Server Administrator では、イベントログ、電源制御、センサー状況情報へのリモートの帯域内アクセスが可能で、BMC を設定する機能も提供します。 BMC は、メインシステムシャーシ グループのサブコンポーネントである リモートアクセス オブジェクトをクリックすることにより、Server Administrator グラフィカルユーザーインタフェースから管理することができます。 次の BMC 関連タスクを実行できます。

  • 基本の BMC 情報の表示

  • BMC ユーザーの設定

  • BMC プラットフォームのイベントフィルター警告の設定

  • シリアルオーバー LAN 接続での BMC の設定

  • シリアルポート接続での BMC の設定

  • 仮想 LAN 接続での BMC の設定

ただし、Dell PowerEdge x8xx および x9xx システムでは、BMC と RAC が結合し、Remote Access(システム® メインシステムシャーシ® リモートアクセス)として知られる 1 つのオブジェクトになっています。 システムでリモートアクセス機能を提供しているハードウェアに基づいて、BMC または RAC の情報を表示できます。

BMC と DRAC のレポートおよび設定は、リモートアクセスの omconfig chassis remoteaccess CLI コマンドを使って管理することもできます。

さらに Server Administrator Instrumentation Service を使用して、プラットフォームのイベントフィルター(PEF)パラメータと警告の宛先を管理できます。

メモ:BMC データは、Dell PowerEdge x8xx および x9xx システムのみで表示できます。 その他のシステムでは BMC のインストールとアンインストールのみ実行できます。 Dell PowerEdge x6xx および x7xx システム上で BMC または ESM を使って使用できるセンサーデータは限定されます。

BMC についての詳細は、『Dell OpenManage ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド』を参照してください。


基本の BMC 情報の表示

BMC に関する基本的な情報を表示したり、BMC 設定をデフォルト値にリセットすることもできます。

メモ:BMC 設定をリセットするには、「システム管理者」特権でログインする必要があります。
  1. システム オブジェクトをクリックします。

  2. メインシステムシャーシ オブジェクトをクリックします。

  3. リモートアクセス オブジェクトをクリックします。

リモートアクセス ページには、システムの BMC に関する次の基本情報が表示されます。

    • BMC 名

    • IPMI バージョン

    • システムガイド

    • アクティブ可能なセッション数

    • 現在アクティブなセッション数

    • IPMI オーバー LAN を有効にする

    • SOL 有効

    • IP アドレスソース

    • IP アドレス

    • IP サブネット

    • IP ゲートウェイ

    • MAC アドレス


BMC ユーザーの設定

BMC ユーザーは リモートアクセス ページを使って設定できます。このページは次のパスを参照してアクセスできます。

  1. システム オブジェクトをクリックします。

  2. メインシステムシャーシ オブジェクトをクリックします。

  3. リモートアクセス オブジェクトをクリックします。

  4. ユーザー タブをクリックします。

リモートアクセスユーザー ウィンドウには、BMC ユーザーとして設定できるユーザーについての情報が表示されます。

メモ:BMC ユーザーは、Server Administrator またはオペレーティングシステムから割り当てられたり作成されたユーザーとは無関係に作成されます。
  1. ユーザー ID をクリックすると、新規または既存の BMC ユーザーを設定できます。

リモートアクセスユーザー設定 ウィンドウでは、特定の BMC ユーザーを設定できます。

  1. 次の一般情報を指定します。

    • ユーザーを有効にする を選択すると、ユーザーが有効になります。

    • ユーザー名 フィールドにユーザーの名前を入力します。

    • パスワードの変更 チェックボックスを選択します。

    • 新しいパスワード フィールドに新しいパスワードを入力します。

    • パスワードの確認 フィールドに新しいパスワードを再入力します。

  2. 次のユーザー特権を指定します。

    • 最大 LAN ユーザー特権レベル制限を選択します。

    • 許可する最大シリアルポートユーザー特権を選択します。

    • Dell PowerEdge x9xx システムでは、[シリアルオーバー LAN を有効にする] を選択してシリアルオーバー LAN を有効化します。

  3. 変更の適用 をクリックして変更を保存します。

  4. リモートアクセスユーザーウィンドウに戻る をクリックすると、リモートアクセスユーザー ウィンドウに戻ります。

メモ:RAC がインストールされている場合、6 つの追加ユーザーエントリが設定可能です。 これによりユーザー合計数は 16 になります。 BMC および RAC ユーザーに対しても同じユーザー名およびパスワードの規定が適用されます。 DRAC 5 がインストールされると、すべての 16 ユーザーエントリは RAC に割り当てられます。

BMC プラットフォームのイベントフィルター警告の設定

Server Administrator Instrumentation Service を使用して、プラットフォームのイベントフィルタ(PEF)パラメータや警告の宛先など最も適切な BMC 機能を設定できます。

  1. システム オブジェクトをクリックします。

  2. 警告管理 タブをクリックします。

  3. プラットフォームイベント をクリックします。

プラットフォームイベント ウィンドウでは、特定のプラットフォームイベントに個別の処置をとることができます。 シャットダウン処置を行うイベントを選択して、選択し処置の警告を生成することができます。 また、選択した IP アドレスの宛先に警告を送信することもできます。

次のプラットフォームイベントを設定できます。

    • ファンプローブエラー

    • 電圧プローブエラー

    • 離散的電圧プローブエラー

    • 温度プローブ警告

    • 温度プローブエラー

    • シャーシイントルージョンが検出されました

    • 冗長性低下

    • 冗長性喪失

    • プロセッサがありません

    • プロセッサ警告

    • プロセッサエラー

    • PS/VRM/DCtoDC 警告

    • PS/VRM/DCtoDC エラー

    • ハードウェアログエラー

    • 自動システム回復

    • バッテリプローブ警告

    • バッテリプローブエラー

    • 電源装置がありません

メモ:プラットフォームのイベントフィルター警告を有効にする 設定では、プラットフォームのイベントフィルタ警告の生成を有効または無効にできます。 個々のプラットフォームイベント警告設定とは関係なく設定できます。
  1. シャットダウン処置を実行するか選択した処置の警告を生成するプラットフォームイベントを選択し、プラットフォームイベントの設定 をクリックします。

プラットフォームイベントの設定 ウィンドウでは、システムがプラットフォームイベントに反応してシャットダウンした場合の処置を指定できます。

  1. 次の処置の 1 つを選択します。

    • なし
      オペレーティングシステムがハングまたはクラッシュしたときにも処置を行いません。

    • システムを再起動する
      オペレーティングシステムをシャットダウンし、システムを起動して、BIOS のチェックを実行した後、オペレーティングシステムを再ロードします。

    • システムの電源を入れなおす
      システムの電源を切り、一時停止後に電源を入れてシステムを再起動します。 パワーサイクルは、ハードドライブなどのシステムコンポーネントを再初期化したいときなどに便利です。

    • システムの電源を切る
      システムの電源を切ります。

メモ:プラットフォームのイベントフィルター警告を有効にする 設定では、プラットフォームのイベントフィルタ警告の生成を有効または無効にできます。 個々のプラットフォームイベント警告設定とは関係なく設定できます。
  1. 送信する警告の 警告の生成 チェックボックスを選択します。

メモ:警告を生成するには、警告の生成プラットフォームイベント警告を有効にする 設定の両方を選択する必要があります。
  1. 変更の適用 をクリックします。

  2. プラットフォームイベントページに戻る をクリックすると、プラットフォームのイベントフィルタ ウィンドウに戻ります。

プラットフォームイベント警告送信先の設定

プラットフォームのイベントフィルタ ウィンドウでは、プラットフォームイベントの警告を送信する宛先を選択することもできます。 表示されている宛先の数によっては、各宛先アドレスの IP アドレスを個別に設定することもできます。 設定した各宛先 IP アドレスにプラットフォームイベント警告が送信されます。

  1. プラットフォームのイベントフィルター ウィンドウで、宛先の設定 をクリックします。

宛先の設定 ウィンドウに宛先の数が表示されます。

  1. 設定する宛先の番号をクリックします。

メモ:特定のシステムで設定できる宛先の数はシステムによって異なります。
  1. 送信先を有効にする チェックボックスを選択します。

  2. 宛先番号 をクリックして、その宛先の個々の IP アドレスを入力します。 この IP アドレスは、プラットフォームイベント警告が送信される IP アドレスです。

  3. コミュニティ文字列 フィールドに、管理ステーションと管理下システムの間で送信されるメッセージの認証にシステムパスワードとして使う値を入力します。 コミュニティ文字列(別名コミュニティ名)が管理ステーションと管理下システム間の各パケットに送信されます。

  4. 変更の適用 をクリックします。

  5. プラットフォームイベントページに戻る をクリックすると、プラットフォームのイベントフィルタ ウィンドウに戻ります。


シリアルオーバー LAN(SOL)接続を使用した BMC の設定

シリアルオーバー LAN 接続を介して通信用に BMC を設定できます。

  1. システム オブジェクトをクリックします。

  2. メインシステムシャーシ オブジェクトをクリックします。

  3. リモートアクセス オブジェクトをクリックします。

  4. 設定 タブをクリックします。

  5. シリアルオーバー LAN をクリックします。

シリアルオーバー LAN 設定 ウィンドウが表示されます。

  1. 次の詳細を設定します。

    • シリアルオーバー LAN を有効にする

    • ボーレート

    • 必要とされる最小特権

  2. 変更の適用 をクリックします。

  3. 詳細設定 をクリックすると、BMC をさらに細かく設定できます。

  4. シリアルオーバー LAN 詳細設定ウィンドウ では、次の情報の設定が可能です。

    • 文字累積間隔

    • 文字送信しきい値

  5. 変更の適用 をクリックします。

  6. シリアルオーバー LAN 設定に戻る をクリックすると、シリアルオーバー LAN 設定 ウィンドウに戻ります。


シリアルポート接続を使用した BMC の設定

シリアルポート接続を介して通信用に BMC を設定できます。

  1. システム オブジェクトをクリックします。

  2. メインシステムシャーシ オブジェクトをクリックします。

  3. リモートアクセス オブジェクトをクリックします。

  4. 設定 タブをクリックします。

  5. シリアルポート をクリックします。

  6. シリアルポート設定 ウィンドウでは、次の詳細を指定します。

    • 接続モード設定

    • ボーレート

    • フロー制御

    • チャネル特権レベルの制限

  7. 変更の適用 をクリックします。

  8. ターミナルモード設定 をクリックします。

ターミナルモード設定 ウィンドウでは、シリアルポートのターミナルモード設定を指定できます。

ターミナルモードは、Intelligent Platform Interface Management(IPMI)のメッセージをシリアルポートから ASCII 文字で出力するために使用します。 ターミナルモードは限定数のテキストコマンドにも対応して、テキストベースのレガシー環境をサポートしています。 この環境は、単純なターミナルやターミナルエミュレータを使用できるように設計されています。

  1. 既存のターミナルとの互換性を強化するには、次のカスタマイズを指定します。

    • ライン編集

    • 削除制御

    • エコー制御

    • ハンドシェイク制御

    • 新しいラインシーケンス

    • 新しいラインシーケンスの入力

  2. 変更の適用 をクリックします。

  3. シリアルポート設定ウィンドウに戻る をクリックすると、シリアルポート設定 ウィンドウに戻ります。


LAN 接続を使用した BMC の設定

LAN 接続を介して通信用に BMC を設定できます。

  1. システム オブジェクトをクリックします。

  2. メインシステムシャーシ オブジェクトをクリックします。

  3. リモートアクセス オブジェクトをクリックします。

  4. 設定 タブをクリックします。

  5. LAN をクリックします。

LAN 設定ページが表示されます。

メモ:マザーボード上の LAN がネットワークアダプタのアドインカードとチーム構成されている場合、BMC 管理トラフィックは正しく機能しません。
  1. 次の NIC 設定詳細を指定します。

    • NIC を有効にする(このオプションは DRAC がインストールされている Dell PowerEdge x9xx システムで使用可能です。NIC のチーム構成にこのオプションを選択します。 Dell PowerEdge x9xx システムでは、追加冗長性用に NIC をチーム構成できます。)

    • NIC の選択

    • MAC アドレス

    • IPMI オーバー LAN を有効にする

    • IP アドレスソース

    • IP アドレス

    • サブネットマスク

    • ゲートウェイアドレス

    • チャネル特権レベルの制限

    • 暗号化キー(このオプションは Dell PowerEdge x9xx システムで使用可能です。)

  2. 次のオプション VLAN 設定詳細を指定します。

    • VLAN ID を有効にする

    • VLAN ID

    • 優先順位

  3. 変更の適用 をクリックします。


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