POST は、フラッシュ メモリ中の一次起動 ROM のあるべき場所に、有効な起動 ROM が存在するかどうかを調べます。 この起動 ROM が有効であると認めらると、POST は起動 ROM に制御を渡します。 この起動 ROM イメージが無効であると見なされた場合には、POST は、二次起動 ROM のあるべき場所で、再び起動 ROM のチェックを行います。 このテストが行われると、SCSI 4 LED が点滅します。 (図 8)。
図 8 特定と実行
起動 ROM の実行
POST によって起動 ROM イメージが実行されると、次のような行が表示されます。
Bootrom (*FFF00100)(2)
最初の括弧内の数値は、起動 ROM の起動コードのアドレスです。 2番目の括弧内の数値は、オペレーティング システムに対して、ウォーム ブートとコールド ブートのどちらで起動したのかを示すフラグです。 PLD の再設定が済むと、起動 ROM コードは ERR LED を点灯します (図 9)。
図 9起動 ROM の実行
POST のサービスメニュー
POST のサービスメニューは、RST ボタンと PWR LED の間にある、ラベルのついていないボタンを、細長い道具 (引き伸ばしたクリップなど) によって押すことによって有効になります。
図 10 NMI 1
このボタンは、メモリのテスト中ならば、好きなときに押すことができます。
図 11 NMI 2
メモリ テストが完了すると、POST は次のメッセージを表示します。
== POST Version nnn ==
== POST MENU ==
A - Cold boot from [A]lternate bootrom B - Cold [B]oot from primary bootrom R - [R]eceive new boot image from serial port V - full [V]ersion information
A - 代替起動 ROM からのコールド ブート
このオプションを選択すると、POST は、アドレス 0xFFE00100 にある代替起動 ROM イメージに制御を渡し、それをコールド ブートとして実行します。