設定および管理のコマンドには、「シェル」式のインターフェイスからアクセスします。このシェルは、SNC のサービスポートに、端末もしくは端末エミュレーション機能のあるコンピュータを接続することによって利用できます。この手順については、SNC のユーザガイドを参照してください。
このセクションでは、SNC の制御、管理、サービスに利用できるコマンドについて説明します。各コマンドは、実行の後、次のプロンプトが表示されるまでの間に、10 進数と 16 進数でステータスを示す「値」を出力します。
各コマンドは、実行の後、次のプロンプトが表示されるまでの間に、10 進数と 16 進数でステータスを示す「値」を表示します。このステータス値は、通常成功を示す 0 ですが、これ以外の値を返すコマンドもあります。
メモリ スクラバを無効にするには、このコマンドを使用します。メモリ スクラバは優先度の低い独立したタスクで、一時間あたり約1回の頻度でデータのバッファ スペースを完全にチェックします。
メモリ スクラバを有効にするには、このコマンドを使用します。メモリ スクラバは優先度の低い独立したタスクで、一時間あたり約1回の頻度でデータのバッファ スペースを完全にチェックします。
SCSI ターゲット デバイスには、コマンドおよび制御をサポートするために、SNC のアドレスを指定することができます。ファイバチャネル インターフェイス上では、このデバイスは論理装置番号 0 (LUN 0) として表示されます。LUN 0 のデバイスは、照会コマンドに対して 0Ch のデバイスの種類を返し、コントローラ デバイスであることを示します。コントローラ デバイスは、SCSI-3 コントローラ コマンド仕様 (SCC) で定義されています。
場合によっては、この機能を無効にしたいことがあります。LUN 0 が無効の場合、LUN 0 への照会に対して 2Ch のデバイスの種類が返され、この LUN では現在デバイスを使用できないことが示されます。LUN 0 はコマンドおよび制御インターフェイス用に予約された状態のままとなり、他のターゲット デバイスには割り当てられません。
コマンドおよび制御インターフェイスを再度有効にしたり、あるいは非表示または無効にする代わりに別の LUN に再び割り当てたりする場合には、他のコマンドを使用します。詳細については、 enableCC コマンドおよび setSnaCCLun コマンドを参照してください。
標準のポート モードは、パブリック ターゲットです。つまり、SNC がファブリック デバイスに接続されている場合、SNC は、ネームサーバにターゲットとして登録されます。ポート モードがプライベート ターゲットの場合、SNC はネームサーバへの登録を実行しないため、ファブリック デバイスは SNC をターゲットとして認識しません。
SNC にポート上のターゲット デバイスをスキャンさせるには、ポートをイニシエータ モードに設定する必要があります。ポートがプライベート イニシエータ モードに設定されている場合、SNC のみが
ローカルループ上のデバイスに対してスキャンを実行します。ポートがパブリック イニシエータ モードに設定されている場合、SNC はファブリックに接続されているデバイスに対してもスキャンを実行します。
- Ctlr Id - このインターフェイスのポート番号です。
- PCI Addr -このインターフェイスの PCI アドレスで、バス、デバイス ID、および機能番号を示しています。
- ISPType -ファイバチャネル コントローラの種類です。
- Firmware State-ファイバチャネルの PMC アダプタのファームウェアによって報告された、インターフェイスの現在の状態です。それに続いて、ファームウェアの状態がリスト表示されます。
- Configuration Wait - ファームウェアが初期化されていません。
- Waiting for AL_PA - ファームウェアは実行中、またはループ初期化の実行を待機中です。
- Waiting for login - ファームウェアは、すべてのループ ポートでのログインを試行中です。
- Ready - インターフェイスは接続済みかつ動作可能な状態で、SCSI コマンドを処理する準備が完了していることを示しています。これ以外の値は、中途半端な状態であるかインターフェイスに問題があることを示しています。
- Sync Lost - ファームウェアが同期しなくなった状態を検出し、シリアル リンクの受信装置を再度同期させようとしています。ファイバチャネル リンクによってファイバチャネル デバイスへの接続が検出されなかった場合に、この状態が報告されます。
- Error - ファームウェアが回復不可能なエラー状態であることを検出しました
- Nonparticipating - ファームウェアは、初期化中に AL_PA を取得できなかったため、ループに加わっていません
- Failed - ファームウェアはコマンドに応答していません。
- Firmware Version - ファイバチャネルの PMC アダプタのファームウェアのバージョンです。
- Loop ID - このインターフェイスの ファイバチャネル ループ ID です。PtoP は、ポイント・ツー・ポイント接続を示しています
- Fabric Attached - ポートがファブリックに接続されているかどうかを示しています。
- Port Mode - ポートがターゲットまたはイニシエータ モードにどちらに設定されているかを示しています。
fcShowDevs
fcShowDevs コマンドは、ファイバチャネルインターフェイスそれぞれからアクセスできるデバイスの情報を表示します。SNC によって各デバイスに割り当てられている LUN、デバイスが接続されている SCSI チャネル、デバイスの SCSI ID と LUN、およびデバイスのベンダー、製品、修正、およびシリアルナンバーが表示されます。
以下は、アクセス制御にチャネル区分指定を使用した例を示しています。ファイバチャネルでは、接続されている SCSI テープおよびディスク デバイスのすべてにアクセスすることができます。その他のファイバチャネル インターフェイスに関しては、チャネル区分指定が設定されているため、特定デバイスへのアクセスは制限されます。
fcShowNames
fcShowNames コマンドは、ファイバチャネルのノード名とポート名 (アドレス) を表示します。
- Ctlr Id - インターフェイスのチャネル番号を示しています
- PCI Addr -このインターフェイスの PCI アドレスで、バス、デバイス ID、および機能番号を示しています。
- ISPType - ファイバチャネル コントローラの種類、ISP2300 です。
- Node Name - SNC に対するファイバチャンネルのノード名です。
- Port Name - インターフェイスに対するファイバチャンネル ポート名です。
fcTxDisable [ポート]
fcTxEnable [ポート]
fcTxEnable コマンドは、ファイバチャネル ポート トランスミッタを有効、または再度有効にします。
gateAddrGet
gateAddrGet コマンドは、デフォルト設定のネットワーク ゲートウェイ アドレス(設定されていれば)を表示します。このアドレスは、別のサブネットへの接続が確立され、そのサブネットに対して明らかなルートが定義されていないときに使用されます。標準のゲートウェイ (標準ルータと呼ばれる場合もあります) アドレスの詳細については、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
gateAddrSet
gateAddrSet コマンドはデフォルト設定のネットワーク ゲートウェイ アドレスを変更します。このアドレスは、別のサブネットへの接続が確立され、そのサブネットに対して明らかなルートが定義されていないときに使用されます。標準のゲートウェイ (標準ルータと呼ばれる場合もあります) アドレスの詳細については、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
ghostIOShow
ghostIOShow コマンドは、コマンドの現在のキュー ステータスを表示します。コマンドのキューが無効になっている場合は、値 0 が返ります。それ以外の場合は、コマンドがキューに保持されるクロック刻みの数が表示されます。
ghostIOSet [クロック刻み]
ghostIOSet コマンドを使用すると、ターゲットに送信される前にコマンドがキューに保持されるクロック刻みの数を変更できます。クロック刻みは 1/60 秒です。クロック刻みの数は、1 から 60 の間で設定できます。刻みが 0 に設定された場合は、コマンドのキューは無効になります。
| パラメータ |
値 |
有効範囲 |
意味 |
| クロック刻み |
1/60 秒 |
0-60 |
コマンドがキューに保持されるクロック刻みの数 |
ヘルプ
help コマンドは、シェル コマンドのリストを表示します。
hlthChkHelp
hlthChkHelp コマンドは、ヘルスチェック コマンドをリスト表示します。
hlthChkIntervalGet
現在設定されている、ヘルスチェックを実行する間隔に関しては、hlthChkIntervalGet コマンドで表示できます。以下の例は、現在間隔が 60 分に設定されていることを示しています。
hlthChkIntervalSet
ヘルスチェックを実行する頻度は、ヘルスチェックを実行する間隔によって制御されます。間隔は、1 から 65,535 分 (約 45 日) の間で設定することができます。間隔を設定するには、hlthChkIntervalSet コマンドを使用します。
hlthChkLevelGet
現在のヘルスチェック レベルを表示するには、hlthChkLevelGet コマンドを使用します。下記の例では、現在のレベルが 2 に設定されています。
hlthChkLevelSet
ヘルスチェック レベルを設定するには、hlthChkLevelSet コマンドを使用します。下記の例では、レベルを 3 に設定しています。
hlthChkNow
hlthChkNow の機能を使用すると、SNC は即時、レベル 4 ヘルスチェックを実行します。チェックの結果が表示され、チェックに失敗したデバイスまたはサブシステムが表示されます。
host
host ユーティリティは、ホストファイル ffs0:/mgnt/hosts を保持しています。 このファイルは、システムの起動時にネットワーク ホスト テーブルを初期化するために使用されます。このテーブルによって、ネットワーク名と IP アドレスが関連付けられます。ホストテーブルの使用は任意ですが、このテーブルの使用によって、頻繁に必要な接続が簡単になります。各ホスト エントリは、次のような1行で表示されます。
上記の例では、
IP-address は、標準の IP アドレス形式 (例 10.0.0.2) で記述された文字列です。
official_host_name は、このホストに付けられた最初の名前です。
nicknames は、オプションであるこのホスト用の別名のリストです (スペースで区切られています)。
次に、ホストファイルの内容の例を示します。

|
注:ホストファイルは、ユーザが host add コマンドを実行すると作成されます。 |
host コマンドを実行すると、既知のホストとその IP アドレスを追加、削除、リスト表示できます。別名がサポートされているため、1台のホストに複数の名前を付けることができます。
- host "add","hostname","ipAddress" - 名前が付けられたホストを、ホスト テーブルとホスト ファイルに追加します。IP アドレスが既にホストに割り当てられている場合、新しい名前はホストの別名として追加されます。
- host "delete","hostname" - 名前が付けられたホストを、ホスト テーブルとホスト ファイルから削除します。hostName が別名である場合、別名のみが削除されます。hostName が正式なホスト名である場合、このホストのエントリとすべての別名が削除されます。
- host "list" - ホスト ファイルの内容を出力します。
hostAdd "timeserver","ipAddress"
hostAdd コマンドを使用すると、タイムサーバのエントリをシステムの設定に追加することで、単一のクロックでログ エントリすべてを作成できるようになります。タイムサーバには任意の名前を付けることができますが、下記の例では「timeserver」という名前を使用しています。「ipAddress (IP アドレス)」は、ピリオドで区切る標準形式で設定し、また実際のタイムサーバのアドレスと同一である必要があります。
hostNameSet
hostNameSet コマンドは、SNC のネットワーク名を変更します。シェル プロンプトは、新しいホスト名に設定されます。
HostShow
hostShow コマンドは、hostShow コマンドを処理するユニット、ローカルホスト、タイムサーバー ホストの IP アドレスとエイリアス(あれば)を表示します。
hpfAddPort [仮想ポート] [物理ポート]
ホスト ポートのフェイルオーバーを設定するには、ファイバチャネルポート(複数可)が、それ自体とは異なるポートを最低でも 1 つ含んだ仮想ポート スタンバイリストを保持している必要があります。ホスト ポートのフェイルオーバー ライセンスを有効にした後であっても、SNC のデフォルトの状態は、2 つのファイバチャネル ポートがそれぞれ、各自の仮想ポート(それ自体)と、それ全体を含んだ仮想ポート スタンバイリストを持つアクティブな物理ポートになります。このコマンドと使用例については、hpfShow コマンドを参照してください。
hpfAddPort コマンドは、異なる物理ポートを仮想ポートのスタンバイポートリストに追加します。これにより、物理ポートが故障した際には、ホスト ポートのフェイルオーバーを実行できるようになります。物理ポートを仮想ポートのスタンバイリストに追加する前に、その物理ポートが他の仮想ポートのスタンバイリストに追加されていないことを確認してください。このコマンドと使用例については、hpfRemovePort を参照してください。
このコマンドを使用すると、物理ポート 2 を仮想ポート 1 のスタンバイリストに追加できます。
hpfDisplayLinkDownDelay
hpfDisplayLinkDownDelay コマンドは、リンク ダウン ステータスがポートに適用されてから、フェイルオーバーが実行されるまでの時間を秒で設定します。デフォルト設定は、3 秒です。
hpfFeatureEnable "ライセンスキー"
hpfFeatureEnable コマンドを使用すると、オプションのホスト ポートのフェイルオーバー機能を有効にできます。この機能を有効にするには、固有のライセンスキーを使用します。
ライセンスキーが出荷時にインストールされている場合は、実際のライセンスキーではなく「"enable"」(クォーテーションマーク要)という語句を入力します。
value = 1 = 0x1 というメッセージが表示された場合は、すでにライセンスがインストール済みで、ホスト ポートのフェイルオーバーが有効であることを示しています。
value = -1 = 0xffffffff というメッセージが表示された場合は、まだライセンスがインストールされていなく、ライセンスキーを入力する必要があることを示します。
hpfFeatureDisable
hpfFeatureDisable コマンドは、ホスト ポートのフェイルオーバーを無効にします。これにより、適切な設定ファイルが削除され、機械が再起動されます。既存の設定への復元はできません。この機能を無効にする前に、機械の設定を保存しておいてください。
hpfMakeActive [仮想ポート] [物理ポート]
ホスト ポートのフェイルオーバーの設定は、2 つ以上の物理ポートのスタンバイリストを持つ少なくとも 1 つの仮想ポートが含まれる場合に有効となります。hpfMakeActive コマンドは、特定の物理ポートを特定の仮想ポートのアクティブチャネルに設定します。

|
注意:ファイバチャネルの再起動後にコマンド プロンプトを表示させるには、Enter キーを押す必要があります。 |
この例では、物理ポート 1 が仮想ポート 1 の特性を継承しているため、仮想ポート 1 に指示されたデータ トラフィックはすべて物理ポート 1 を通過します。
hpfMakePrimary [仮想ポート] [物理ポート]
ホスト ポートのフェイルオーバーの設定は、2 つ以上の物理ポートのスタンバイリストを持つ少なくとも 1 つの仮想ポートが含まれる場合に有効となります。スタンバイポートリストにある最初の物理ポートがプライマリ ポートです。プライマリ ポートの初期状態はアクティブ ポートですが、故障すると、スタンバイリストにある別のポートがアクティブ ポートになります。スタンバイ ポート リストの最初にリストされていないポートをプライマリ ポートにするには、hpfMakePrimary コマンドを使用します。以下の例では、スタンバイ ポート リストにリスト表示されたポートの順番を表示するために、hpfShow コマンドがまず発行されています。
hpfPortEnable [物理ポート]
ポートのリカバリ タイプの設定がオペレータの介入を必要とする場合、リカバリから管理者によってポートが有効にされるまでの間、そのポートは使用できなくなります。hpfPortEnable 機能によって、ポートは再度有効にすることができます。
hpfRemovePort [仮想ポート] [物理ポート]
hpfRemovePort コマンドは、物理ポートを仮想ポートのスタンバイポートリストから削除します。
この例では、物理ポート 2 は仮想ポート 1 のスタンバイ リストから削除されています。
hpfSetErrorRecovery [値]
この機能を使用すると、ポートの故障の原因がエラー カウントにある場合のポートすべてのリカバリ手順を設定することができます。「Value」パラメータは、hpfShowErrorRecoveryValues コマンドの出力に対応しています。
| 値 |
意味 |
| 0 |
アクティブに戻る |
| 1 |
スタンバイに戻る |
| 2 |
要オペレータ介入 |
次の例では、故障からリカバリすると、ポートはスタンバイに戻るように設定されています。
hpfSetLinkDownDelay
hpfSetLinkDownDelay コマンドは、ポートのリンクがダウンしている場合のフェイルオーバーが実行されるまでの時間を設定します。

| |
警告: |
この値を変更する前に、弊社のサービス担当者にお問い合わせください。 |
この例では、リンクがバックアップされない場合、30 秒後にフェイルオーバーが実行されるように設定されています。デフォルト設定は、3 秒です。
hpfSetLinkDownRecovery [値]
この機能を使用すると、ポートの故障の原因がリンクがダウンしたことにある場合のポートすべてのリカバリ手順を設定することができます。「Value」パラメータは、hpfShowErrorRecoveryValues コマンドの出力に対応しています。
| 値 |
意味 |
| 0 |
アクティブに戻る |
| 1 |
スタンバイに戻る |
| 2 |
要オペレータ介入 |
次の例では、リンク ダウンからリカバリすると、ポートはスタンバイに戻るように設定されています。
hpfShow
hpfShow コマンドは、現在のホスト ポートのフェイルオーバー状態と設定を表示します。2 つのファイバチャネル ポートを持つ SNC のデフォルト設定を以下に示します。
| |
警告: |
デフォルトの SCN 設定では、ホスト ポートが故障してもホスト ポートのフェイルオーバーは実行できないようになっています。 |
ホスト ポートのフェイルオーバーが有効に設定されているシステムの hpfShow コマンドの出力は以下のようになります。仮想ポート 1 は、スタンバイ物理ポート 1 および 2 で構成されています。このとき、物理ポート 1(プライマリ ポート)が現在アクティブになっています。
hpfShowErrorRecovery
hpfShowErrorRecoveryValues コマンドは、リカバリ手順の設定値を表示します。これらの設定値は、hpfSetErrorRecovery コマンドおよび hpfSetLinkDownRecovery コマンドから参照されます。
icmpstatShow
icmpstatShow コマンドは、Ethernet ネットワークの インターネット・コントロール・メッセージ・プロトコルを表示します。これらの統計値を解釈するには、インターネット ネットワーク プロトコルについて熟知している必要があります。この情報は、LAN の管理者の役に立つことがあります。
ifShow
ifShow コマンドは、Ethernet ポートのパラメータとステータスを以下のように表示します。SNC によって、2台のデバイスが表示されます。lnPci は Ethernet ポートです。lo はローカルのループバック ポートです。
inetstatShow
inetstatShow コマンドは、Ethernet ネットワークのインターネット プロトコル ソケットの統計値を表示します。これらの統計値を解釈するには、インターネット ネットワーク プロトコルについて熟知している必要があります。この情報は、LAN の管理者の役に立つことがあります。
initializeBox
initializeBox コマンドは、管理設定や SCSI デバイスマップなどの設定ファイルを削除した後、再起動するよう要求します。
|
注意:マッピング データベースが削除されたときにデバイスが異なる LUN に移動すると、データが失われる恐れがあるため、この機能は慎重に使用してください。すべての入出力が停止されていることを確認してください。 |
ipstatShow
ipstatShow コマンドは、Ethernet ネットワークのインターネット プロトコルの統計値を表示します。これらの統計値を解釈するには、インターネット ネットワーク プロトコルについて熟知している必要があります。この情報は、LAN の管理者の役に立つことがあります。
licenseShow
licenseShow コマンドは、インストールされているソフトウェア ライセンスキー、およびそれに対応する使用可能な機能に関する情報を表示します。
loggerDump [数値]
システム イベント ログのレコードをコンソールにダンプするには、loggerDump コマンドを使用します。イベント番号は、数値パラメータで表示することもできます。パラメータを指定しない場合は、ログファイル中のすべてのイベントが、最新のイベントから順に表示されます。
loggerDumpCurrent [レベル]
システム イベント ログのレコードをコンソールにダンプするには、loggerDumpCurrent コマンドを使用します。このコマンドでダンプされるのは、システムの起動後に記録されたレコードのみです。表 3 では、イベント ログのレベルは、次の表のような「レベル」によって指定します。
表 3. イベントログレベル
| レベル |
名前 |
説明 |
| 0 |
プライベート |
リモートのイベント ビューアでは表示されないものの、SNC のイベントログには記録されるイベント |
| 1 |
注意 |
温度に関するアラームやデバイスの取り外しなど、必ず報告される必要のあるイベント |
| 2 |
警告 |
今後問題となる恐れのあるイベント |
| 3 |
通知 |
エラーや警告ではないイベント |
下記の例では、4台のターゲット デバイスが追加されている場合に、デバイスを通常の順序で起動した後に、ダンプを実行しています (追加デバイスが1台表示されています。これが、SNC 本体のコマンドおよび制御 LUN です)。
ls または ll
SNC では、フラッシュメモリにファイルシステムが保存されています。ファイルを下記の例のように表示するには、 ls コマンドを使用します。
ファイルに関する詳細な情報を取得する場合は、ll コマンドを使用します。
macShow
macShow コマンドは、Ethernet インターフェイスのメディア アクセス制御 (MAC) アドレスを表示します。
mapCompressDatabase
|
注意: マップデータベースを圧縮すると、デバイスのアドレスはランダムに変更されます。このコマンドは、デバイスのアドレスを現在のアドレスのままにしておきたいホストシステムがない場合にのみ使用してください。 |
固定デバイスマップ データベースで、非アクティブ エントリを削除し、アクティブ エントリを並べ替えることが必要な場合があります。mapCompressDatabase コマンドは、すでに存在していないデバイスのエントリを削除し、既存のデバイスのエントリに新しいアドレスを割り当てます。デバイスには直ちに新しいアドレスが割り当てられるため、デバイスを再スキャンするために、ホストでスキャンを実行するか再起動する必要があります。
このコマンドは、ホストシステムでサポートされる論理装置数が制限されているときに、SNC 上のデバイスを変更したことが原因で論理装置数がホストでサポート可能な数を超えた場合に必要となります。
このコマンドの実行によって、VPS アクセス設定を消去することも可能です。デバイスには新しいアドレスが割り当てられるため、VPS データベースを消去することによって、ホストが誤った LUN にアクセスすることがなくなります。このオプションを使用するには、システム管理者がホストと LUN 間の VPS アクセス権限を再度割り当てする必要があります。
mapHelp
mapHelp コマンドは、固定アドレスマップデータベースに関するコマンドをリスト表示します。
mapCompressDatabase - デバイスマップ データベースの圧縮 (再起動後有効)
mapRebuildDatabase - デバイスマップ データベースの再構築 (再起動後有効)
mapShowDatabase - マップ データベースの表示
mapShowDevs - 現在接続されているデバイスの表示
mapWinnowDatabase - 接続されていないデバイスをデータベースから削除
mapMultipathSet
mapMutipathSet コマンドは、デバイスを特定の動作モードに設定します。マルチパス ターゲット サポートは、ファイバチャネルターゲットにのみ使用できます。可能なモードは 3 つあります。
1 つ目のモードは「シングル パス」と呼ばれるデフォルト設定のモードです。このモードに設定されている場合、デバイスの物理パスがいくつあっても、ターゲットは 1 度だけマップされます。
2 つ目のモードは「手動マルチパス」(MMP)です。このモードでは、SNC は SNC 上の 2 つのファイバチャネルを介して 1 つのファイバチャネル接続デバイスをマップします。この機能を使用するには、専門の高性能ホスト ソフトウェアが必要です。これは、独自にランセンスされる機能です。
3 つ目のモードは「自動マルチパス」(AMP)です。このモードでは、SNC はターゲット デバイスへの複数のファイバチャネルパスをマップし、
リンク エラーが発生した際には、正しいリンク先へ I/O を自動的に切り替えます。この機能は、SNC と、SNC に直接接続されていないリンクなどのターゲット間を繋ぐファイバチャネルリンクすべてに冗長性を持たせるのに使用することができます。AMP には、特殊なホスト ソフトウェアは不要です。これは、独自にランセンスされる
機能です。
マッピング モードを設定したら、fcRescan コマンドを使用してデバイスをマップする必要があります。
| 値 |
意味 |
| 0 |
マルチパス モードからシングルパス モードに設定 |
| 1 |
マルチパス モードから手動コントロール モードに設定 |
| 2 |
マルチパス モードから自動モードに設定 |
特定のデバイスに関連するマッピングモードを変更するには、まず mapRemoveDevice [devId] を使用してデバイスマップからデバイスを削除する必要があります。このコマンドは、マップから削除するデバイスのデバイス ID(DevId)である単一のパラメータを取得します。デバイス ID を確定するには、
mapShowDevs. で生成されるリストでそのデバイスを検索します。
mapMultipathShow
mapMultipathShow コマンドは、新しいターゲットの現在のマッピング設定を表示します。
mapRebuildDatabase
|
注意:マップ データベースの消去は、デバイス アドレスが予期せず変更される原因となります。デバイスを現在のアドレスに保持することを要求するホストシステムが存在しない場合にのみ、このコマンドを使用してください。このコマンドの実行後は、SNC を再起動する必要があります。 |
固定デバイスマップ データベースを完全に消去し、既存のデバイスに新しいアドレスを割り当てることが必要な場合があります。mapRebuildDatabase コマンドは、現在のデータベースを削除します。次回 SNC が起動されると、検出されたデバイスに新しいアドレスが割り当てられます。
このコマンドの実行によって、VPS アクセス設定を消去することも可能です。デバイスには新しいアドレスが割り当てられるため、VPS データベースを消去することによって、ホストが誤った LUN にアクセスすることがなくなります。このオプションを使用するには、システム管理者がホストと LUN 間の VPS アクセス権限を再度割り当てする必要があります。
このコマンドは、ホストシステムでサポートされる論理装置数が制限されているときに、SNC 上のデバイスを変更したことが原因で論理装置数がホストでサポート可能な数を超えた場合に必要となります。
mapRemoveDevice [devId]
mapRemoveDevice コマンドは、固定デバイスマップからデバイスを取り外します。このコマンドは、マップから削除するデバイスのデバイス ID(devId)である単一のパラメータを取得します。デバイス ID を確定するには、mapShowDevs で生成されるリストでそのデバイスを検索します。
mapShowDatabase
SNC では、接続されているデバイスに関するデータベースが保存されているため、ホストからデバイスに接続するたびに、ターゲット デバイスは一定のアドレスで認識されます。データベースには、現在接続されているデバイスに加え、以前に接続されていたデバイスもリストされます。以前接続されていたデバイスを再度接続すると、以前のアドレスが割り当てられます。固定デバイスマップを表示するには、mapShowDatabase コマンドを使用します。
- devId - データベースにリストされているデバイスのインデックスです。
- Type - デバイスの接続先のインターフェイスの種類です。SNA は内部デバイスを示しています。SCSI または ファイバチャネル は、入出力インターフェイスを示してます。
- Chan - デバイスの接続先のインターフェイスのチャネル番号です
- TId - SCSI イニシエータに対するターゲット ID マッピングです。
- TLun - SCSI イニシエータに対するターゲット LUN マッピングです。
- UID - ファイバチャネル インターフェイスの場合は、デバイスの識別番号です。SCSI インターフェイスの場合は、SNC の識別番号です。
mapShowDevs
SNC では、デバイス アドレスの相互参照マップが保存されています。現在接続済みで使用可能なデバイスに関する情報を表示するには、mapShowDevs コマンドを使用します。
- Type p> - デバイスの SNC への接続に使用されているインターフェイスの種類です。
- Chan - インターフェイスのチャネル番号です
- iId - SCSI インターフェイスの場合のみ - デバイスのデバイス ID です
- iLun - SCSI インターフェイスの場合のみ - デバイスの論理装置番号です。
- UID - ファイバチャネル インターフェイスの場合は、デバイスの識別番号です。SCSI インターフェイスの場合は、SNC の識別番号に基づき設定された識別番号です。
- tId - SCSI イニシエータに対するターゲット ID マッピングです
- yLun - SCSI イニシエータに対するターゲット LUN マッピングです
- Handle - 一部の診断で使用される内部ポインタです。
- Itl - 一部の診断で使用される内部ポインタです。
mapWinnowDatabase
データベースから非アクティブなエントリを削除することが必要な場合があります。mapWinnowDatabase コマンドは、現在接続されているデバイスのみにデータベースを縮小します。現在のデバイスのアドレス マッピングは変更されません。
|
注意: mapWinnowDatabase コマンドを使用すると、データベースは、接続されていないデバイスのアドレスを、デバイスが再接続された際にランダムに変更する場合があります。必要なデバースが SNC に接続されており、使用可能な状態である場合にのみ、このコマンドを使用してください。 |
mapWinnowDatabaseLun [devID]
mapWinnowDatabaseLun コマンドは、既存の機能である mapWinnowDatabase と同じように動作しますが、このコマンドの場合、パラメータとして入力された単一の指定 LUN 上でのみ動作します。mapWinnowDatabaseLun コマンドは、mapShowDatabase コマンドを使用して出力されたデバイス リストに対して動作します。mapWinnowDatabaseLun コマンドを実行して動作を確認する前後に、mapShowDatabase コマンドを実行します。
mapWinnowDatabaseLUN コマンドは、LUN を解放してデバイスマップで使用できるようにします。LUNが現在使用されているデバイスに割り当てられている場合は、何の変化もありません。LUN が過去のデータ(現在取り付けられていないデバイス)にのみ言及している場合は、LUN に再利用するための空きがあります。
|
注意:データベースを縮小すると、LUN によって現在取り外されているデバイスに割り当てられていたアドレスがデータベースから削除されます。削除されるデバイスを再度 SNC に接続することがない場合にのみ、このコマンドを使用してください。 |
mbufShow
mbufShow コマンドは、Ethernet ネットワーク上の mbuf の分布についての統計値を表示します。これらの統計値を解釈するには、インターネット ネットワーク プロトコルについて熟知している必要があります。この情報は、LAN の管理者の役に立つことがあります。
netHelp
netHelp コマンドは、Ethernet ネットワークコマンドのリストを表示します。
normalBoot
一部のコマンドやテストは、診断モードでのみ使用可能です。診断モードに切り替えると設定パラメータがすべて保存されるため、通常モードに戻る前に設定パラメータが復元されます。SNC を通常動作モードに戻すには、normalBoot コマンドを使用します。
このコマンドは、特殊な診断モードから通常モードに SNC を切り替えるためにのみ使用されます。このコマンドは、diagBoot によってコピーされたブート行を復元します。新しく作成された固定デバイスマップを消去し、元のマップファイル config/device.map の名前を変更して、SNC の再起動時に使用するために復元します。その後、 normalBoot コマンドは、ユニットを再起動します。
rdate "timeserver"
rdate "timeserver" コマンドは、リモート システムから参照されるシステムの日付と時刻を設定します。hostAdd "timeserver" コマンドを実行する前に、 rdate "timeserver" コマンドを実行する必要があります。新しく設定したデータを確認するには、 dateコマンドを使用します。
reboot
reboot コマンドは、SNC に現在の動作をシャットダウンし、再起動するように促します。SNC を再起動する場合は、この方法を使用することが推奨されます。SNC 内部で処理が実行中で、フラッシュファイル システム内のファイルへの書き込みが保留されていることがあります。reboot コマンドに従って、これらの処理はデータをフラッシュファイル システムにフラッシュし、フラッシュファイル システムがすべての保留データをフラッシュメモリに書き出します。すべての保留データが
正常に書き込まれた場合のみ、SNC はリセットを開始します。
reset
reset コマンドは、リセットサイクルを即座に初期化します。このコマンドを実行すると、フラッシュファイル システムへの書き込みを保留していたデータは、すべて失われます。この操作は、普通の状況では使われません。reboot コマンドは、SNC を適切にシャットダウンして再起動する場合に使用してください。
restartScsi [チャネル]
restartScsi コマンドは、バスをリセットすることなく、特定の SCSI チャネルを再起動します。
ridtag ["値"]
サービス担当者が SNC を取り替えた後に SNC の交換識別子 (RID) タグを変更するには、ridtag コマンドを使用します。装置を取り替え、装置が正しく動作しているかどうかを確認した後、最終的にこのコマンドを使用します。
sysVpdShow コマンドは、RID タグを表示します。SNC を取り替える前に、カスタマエンジニアは、RID タグが存在する場合はそのタグを確認し、取り替えが行われていない場合は元のシリアルナンバーを確認する必要があります。
ridtag コマンドは、文字列と共に入力します。この文字列がユニット用に記録された RID タグとなります。
文字列を入力しない場合は、現在の RID タグが表示されます。
最初の装置では、RID タグは空白になります。
rm
ファイルを削除するには rm コマンドを使用し、ファイル名を指定するには二重引用符を使用します。
route
route ユーティリティは、ホストファイル ffs0:/mgmt/route を保持しています。 このファイルは、システムの起動時にネットワーク ホスト テーブルを初期化するために使用されます。各ルート エントリは、1行形式です。
destination:gateway
destination - ホストファイルに記述されている IP アドレス (サブネットまたはホスト用) またはホスト名です。
gateway - ホストの IP アドレスまたはゲートウェイ名です。ゲートウェイはローカル サブネット上のデバイスである必要があります。
IP アドレスは、標準 IP アドレス形式 (例:10.0.0.2) の文字列です。ホストまたはゲートウェイ名は、ホストファイルにリストされている必要があります。
次に、ルートファイルの内容の例を示します。
最初の行は、システムに対し、IP パケットをホスト "bruno"に転送し、ホスト "socrates" に到達するよう要求しています。2行目は、サブネット 10.0.0 (つまり、ネットマスクは 255.255.255.0) に対するすべてのトラフィックがホスト "bruno" へ転送のために送信されたことを示しています。標準設定では、ルートはルートファイルで定義されていません。
ルートテーブルを追加、削除、およびリストするには、route コマンドを使用します。
- route "add","destination","gateway" - ゲートウェイ経由の宛先へのルートを追加します。
- route "delete","destination","gateway" - ルートを削除します。
- route "list" - 既存のルートをリストにします。
rtcDateSet [年],[月],[日],[曜日],[時間],[分],[秒]
rtcDateSet コマンドを使用すると、日付と時刻を手動で設定できます。パラメータはすべて数値で指定します。年は、2桁または4桁の数値で指定します。月や日が 1 桁の場合でも、冒頭に 0 は付けません。[曜日] パラメータは、1 から 7 の数値で入力する必要がありますが、仮に誤った数値を入力しても自動修正されます。新しい時刻と日付データを表示するには、date コマンドを使用します。
rtcSetCurrent
ローカルのリアルタイム クロックとタイムサーバクロックとを同期させるために、rdate "timeserver" コマンドの後で rtcSetCurrent コマンドを使用します。同期した設定を確認するには、date コマンドを使用します。
rz
rz コマンドは、受信 Zmodem ファイルの転送セッションを初期化します。このコマンドは、サービス端末から SNC にファイルをダウンロードするときに使います。ダウンロードするファイルは、ファームウェアでも設定ファイルでもかまいません。サービス端末からこのコマンドを発行してから、Zmodem プロトコルを使ってファイル送信操作を開始すると、ファイルの転送が始まります。
下に示すのは、rz コマンドを使用して動作ファームウェアを含むファイルを受信する様子です。SNC は、ファイルからファームウェア モジュールを個別に抽出すると、それらを一時的にメモリに保存します。そして、ファイル転送が済んだ後に、ファームウェア モジュールを不揮発性のフラッシュメモリにコピーします。更新されたファームウェアを使用するには、SNC を再起動する必要があります。
下に示すのは、rz コマンドを使用して設定パラメータを含むファイルを受信する様子です。設定ファイルの送信に関しては、sz コマンドも参照してください。
scsiAltIdGet [チャネル]
scsiAltIdGet コマンドは、特定のチャネルの代替 ID 番号を表示します。チャネルを指定しない場合は、すべての SCSI チャネルの代替 ID が表示されます。
scsiAltIdSet [チャネル],[id]
scsiAltIdSet コマンドは、指定した SCSI チャネルの代替 ID を設定します。
チャネル番号 1 ~ 4
ID チャネル番号 0 ~ 15
|
注意: 新しい設定を有効にするには、このコマンドの実行後、SNC を再起動する必要があります。 |
scsiHostChanGet [チャネル]
scsiHostChanGet コマンドは、SCSI チャネルのホストチャネル モードを表示します。チャネルを指定しない場合は、すべての SCSI チャネルのホスト チャネル モードが表示されます。
scsiHostChanSet [チャネル], [モード]
scsiHostChanSet コマンドは、指定した SCSI チャネルのチャネル モードを、ターゲットまたはイニシエータに設定します。
| パラメータ |
値 |
意味 |
| SCSI チャネル番号 |
1 — 4 |
選択されたチャネル |
| モード |
0 |
イニシエータ |
| |
1 |
ターゲット |
|
注意:新しい設定を有効にするには、このコマンドの実行後、SNC を再起動する必要があります。 |
scsiHostIdGet [チャネル]
scsiHostIDGet コマンドは、指定した SCSI チャネルのホスト ID 番号を表示します。チャネルを指定しない場合は、すべての SCSI チャネルのホスト ID が表示されます。
scsiHostIdSet [チャネル], [id]
scsiHostIdSet コマンドは、指定した SCSI チャネルのホスト ID を設定します。
| パラメータ |
値 |
| チャネル番号 |
1 - 4 |
| ID |
0 - 15 |
|
注意:新しい設定を有効にするには、このコマンドの実行後、SNC を再起動する必要があります。 |
scsiRescan [チャネル]
scsiRescan コマンドは、SCSI に、新しいデバイスを再スキャンするように促します。チャネルを指定した場合、指定したチャネルのみがスキャンされます。
チャンネルを指定していないか、チャネルが 0 の場合は、すべてのチャネルがスキャンされます。
|
注:
SCSI バスを再スキャンすると、そのバス上で保留中の入出力コマンドが数秒遅れることがあります。遅延が発生しないようにするには、SCSI バスの再スキャンは行わないでください。可能であれば、新しいデバイスが追加されたバスのみをスキャンしてください。
チャネルを指定した場合は、指定したチャネルがスキャンされ、スキャン完了後にプロンプトが返されます。チャネルを指定していない (あるいは 0 に指定されている) 場合は、SCSI チャネル 1 から 4 が連続してスキャンされ、スキャン完了後にプロンプトが返されます。
デバイスが検出された場合、チャネルのスキャン完了後にデバイス固有の初期化が行われる場合があります。 このような場合、fcShowDevs コマンドを発行しても、デバイスがすぐに表示されない場合もあります。(準備完了状態を示すテープやチェンジャ デバイスは、スキャン完了後に使用することができます)。
SCSI ターゲットデバイスの交換が必要な場合は、古いデバイスを取り外し、新しいデバイスに古いデバイスと同じ SCSI バス ID を設定して同じチャネルに接続します。このチャネルを再スキャンし、設定データを更新する必要があります。新しいデバイスは、古いデバイスと同じ LUN を使用してホストシステムで使用することができます。 |
scsiResetDisableGet [チャネル]
scsiResetDisableGet コマンドは、起動時の SCSI バスのリセットが有効に設定されている場合、true を表示します。False が表示された場合、起動時の SCSI バスのリセットは
無効に設定されています。
scsiResetDisableSet [チャネル], [モード]
scsiResetDisableSetコマンドは、特定の SCSI チャネルに対して、起動時の SCSI バスのリセットを設定します。標準設定は False で、電源投入時の SCSI バスのリセットは有効です。設定が True の場合、電源投入時の SCSI バスのリセットは無効です。
| パラメータ |
値 |
意味 |
| チャネル番号 |
1 - 4 |
選択されたチャネル |
| モード |
0 |
電源投入時のリセットの有効化 |
| |
1 |
電源投入時のリセットの無効化 |
scsiShow
scsiShow コマンドは、すべての SCSI チャネルおよび各チャネルに接続されているデバイスに関する情報を表示します。
下記に示すのは、SCSI チャネル 1 に接続されている 2 台のデバイスと、SCSI チャネル 2 に接続されているテープ ライブラリの表示例です。
- ID - ターゲット デバイスの SCSI ID です。
- LUN - ターゲット デバイスの SCSI LUN です。
- Vendor - SCSI 照会データのベンダー ID フィールドの内容です。
- Product SCSI 照会データの製品 ID フィールドの内容です。
- Rev SCSI 照会データのリビジョン ID フィールドの内容です。
- Sync/Off - 同期された転送周期とオフセットです。周期は交渉された転送周期です。この周期の時間に 4 ナノ秒 (ns) を乗算し、実際の周期を決定します (例外:周期が 12 にネゴシエーションされている場合は、50 ns が使用されます)。オフセットには、ネゴシエーションされた REQ/ACK
のオフセットが示されます。これらのフィールドが 0 の場合、非同期転送が使用されています。
- Width - ネゴシエーションされた転送幅です。8 または 16 のいずれかです。
scsiTermGet [チャネル]
scsiTermGet コマンドは、指定されたチャネルの終端ステータス情報を表示します。チャネルを指定しない場合は、すべての SCSI チャネルのステータスが表示されます。
scsiTermSet [チャネル], [終端処理]
scsiTermSet コマンドは、SCSI チャネルのターミネータを有効または無効にします。
| パラメータ |
値 |
意味 |
| チャネル番号 |
1 — 4 |
選択されたチャネル |
| 終端処理 |
0 |
終端処理を有効にします |
| 1 |
終端処理の無効化 |
setFcChanMask [チャネル, ビットマスク]
setFcChanMask コマンドを使用すると、サービスポートからのチャネル区分指定を行うことができます。
この項では、サービスポートを使って、特定のグループにチャネルアクセスを割り当てる方法について説明します。
サービスポートから、setFcChanMask [channel, bitmask] コマンドを使うと、特定のファイバチャネルからのアクセスを、特定の SCSI チャネルのグループにのみ割り当てることができます。 このコマンドの構文には、チャネル番号と、ビットマスクの値が含まれています。 SNC には、最高で 4 チャネルまで設定できるので、 [channel] には、1 ~ 4 の任意の番号を指定することができます。 bitmask は、下の例 1-3 で説明する方法を使って計算することができます。
例 1
各チャネル (A の行) は特定のビットに対応しており、そのビットの重みを示したのが B の行です。 このビットは、4 つずつのグループなっており、対応する重みも、右から左に 1、2、4、8 というパターンで並んでいます。 右から 3 番目のグループ、すなわち、チャネル 9 と 10 のグループは途中で終わっていますが、それは、利用できるチャネル番号の最高が 10 だからです。
| |
グループ 3 |
グループ 2 |
グループ 1 |
16 進数 |
10 進数 |
| A |
チャネル |
10 |
9 |
8 |
7 |
6 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
|
|
| B |
ビット重み |
2 |
1 |
8 |
4 |
2 |
1 |
8 |
4 |
2 |
1 |
|
|
| C |
チャネル区分指定の例 1 |
1 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
1 |
1 |
38F |
911 |
チャネル区分指定の例 1 (C の行) に配置されている「1」は、チャネル1 から 4 および 8から 10 へのアクセスが無効になっていることを示しており (「1」のある列を、チャネル番号のある A の行まで上にたどって見てください)、同じく「0」は、チャネル5 から 7 へのアクセスが有効になっていることを示しています (「0」のある列をチャネル番号のある A の行まで上にたどって見てください)。 4 チャネルからなる各グループについて、チャネルごとの「ビット重み」 (列を B の行まで上にたどる) の合計を計算し、列の順番のままで「16 進数」の列に並べます。右から順に計算していくと、
グループ 1: チャネル 1 のビット重みは「1」、チャネル 2 のビット重みは「2」、チャネル 3 のビット重みは「4」、チャネル 4 のビット重みは「8」です。 これらを合計すると「15」になりますが、これを 16 進数表を参考にして 16 進数に直すと、「F」になります。 「16 進数」の列の 3 番目の位置に「F」と書き込みます。
グループ 2: チャネル 8 のビット重みは「8」です。 「16 進数」の列の 2 番目の位置に「8」と書き込みます。
グループ 3: チャネル 9 のビット重みは「1」、チャネル 10 のビット重みは「2」です。 「16 進数」の列の 1 番目の位置に「3」と書き込みます。
「16 進数」列の E の行に示されている数は「38F」になります。
デスクトップから電卓を起動し、表示プルダウンメニューから関数電卓 を選択します。
16 進をクリックし、「38F」とキー入力します。 10 進をクリックします。 「38F」が「911」に変わるはずです。
この「911」がコマンドで使う値です。
SNC> setFcChanMask 1,911
ファイバチャネル 1 -4 と 8 -10 のアクセスは、ファイバチャネル 1 へ拒否されました。 変更内容を有効にするには、手順を実行した後、SNC を再起動する必要があります。
例 2
| |
グループ 3 |
グループ 2 |
グループ 1 |
16 進数 |
10 進数 |
| A |
チャネル |
10 |
9 |
8 |
7 |
6 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
|
|
| B |
ビット重み |
2 |
1 |
8 |
4 |
2 |
1 |
8 |
4 |
2 |
1 |
|
|
| C |
チャネル区分指定の例 2 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0CC |
204 |
チャネル区分指定の例 2 (C の行) に配置されている「1」は、チャネル3 ~ 4 および 7 ~ 8 へのアクセスが無効になっていることを示しており (「1」のある列を、チャネル番号のある A の行まで上にたどって見てください)、同じく「0」は、チャネル1 ~ 2、5 ~ 6、9 ~ 10 へのアクセスが有効になっていることを示しています (「0」のある列をチャネル番号のある A の行まで上にたどって見てください)。 4 チャネルからなる各グループについて、「1」に配置されているチャネルごとの「ビット重み」 (列を B の行まで上にたどる) の合計を計算し、グループの順番のまま「16 進数」の列に並べます。右から順に計算していくと、
グループ 1: チャネル 3 のビット重みは「4」、チャネル 4 のビット重みは「8」です。これらを合計すると「12」になりますが、これを 16 進数表を参考にして 16 進数に直すと、「C」になります。 「16 進数」の列の 3 番目の位置に「C」と書き込みます。
グループ 2: チャネル 7 のビット重みは「4」、チャネル 8 のビット重みは「8」です。これらを合計すると「12」になりますが、これを 16 進数表を参考にして 16 進数に直すと、「C」になります。 「16 進数」の列の 2 番目の位置に「C」と書き込みます。
グループ 3: このグループには「1」がないので、ビット重みを加算する必要はありません。 「16 進数」の列の 1 番目の位置に「3」と書き込みます。
「16 進数」列の E の行に示されている数は「0CC」です。
デスクトップから電卓を起動し、表示プルダウンメニューから関数電卓 を選択します。
16 進をクリックし、「0CC」とキー入力します。 10 進をクリックします。 「0CC」が「204」に変わるはずです。
この「204」がコマンドで使う値です。
ファイバチャネル 3 - 4 と 7 -8 のアクセスは、ファイバチャネル 1 へ拒否されました。 変更内容を有効にするには、手順を実行した後、SNC を再起動する必要があります。
例 3
| |
グループ 3 |
グループ 2 |
グループ 1 |
16 進数 |
10 進数 |
| A |
チャネル番号 |
10 |
9 |
8 |
7 |
6 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
|
|
| B |
ビット重み |
2 |
1 |
8 |
4 |
2 |
1 |
8 |
4 |
2 |
1 |
|
|
| C |
チャネル区分指定の例 3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
1 |
007 |
7 |
チャネル区分指定の例 3 (C の行) に配置されている「1」は、チャネル1 ~3 へのアクセスが無効になっていることを示しており (「1」のある列を、チャネル番号のある A の行まで上にたどって見てください)、同じく「0」は、チャネル 4 ~ 10 へのアクセスが有効になっていることを示しています (「0」のある列をチャネル番号のある A の行まで上にたどって見てください)。 4 チャネルからなる各グループについて、「1」に配置されているチャネルごとの「ビット重み」 (列を B の行まで上にたどる) の合計を計算し、グループの順番のまま「16 進数」の列に並べます。右から順に計算していくと、
グループ 1: チャネル 1 のビット重みは「1」、チャネル 2 のビット重みは「2」、チャネル 3 のビット重みは「4」です。 「16 進数」の列の 3 番目の位置に「7」と書き込みます。
グループ 2: このグループには「1」がないので、ビット重みを加算する必要はありません。 「16 進数」の列の 2 番目の位置に「0」と書き込みます。
グループ 3: このグループには「1」がないので、ビット重みを加算する必要はありません。 「16 進数」の列の 1 番目の位置に「0」と書き込みます。
「16 進数」の列の E 行に示されている数は「007」です。
デスクトップから電卓を起動し、表示プルダウンメニューから関数電卓を選択します。
16 進をクリックし、「007」とキー入力します。 10 進をクリックします。 16 進の「007」が、10 進の「7」に翻訳されます。
この「7」がコマンドで使う値です。
ファイバチャネル 1 -3 のアクセスは、ファイバチャネル 1 へ拒否されました。 変更内容を有効にするには、手順を実行した後、SNC を再起動する必要があります。
表 4. 16 進数表
| 16 進数値 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
A |
B |
C |
D |
E |
F |
| 10 進数値 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
setFcFrameSize [チャネル], [サイズ]
setFcFrameSize コマンドを使用して、チャネルに対してフレームサイズを設定します。
チャネル - SAN 接続番号:1,2
サイズ - フレームサイズ。512、1024、および 2048 が有効です。無効なサイズに設定されると、フレームサイズ 2048 が使用されます。
|
注意:新しい設定を有効にするには、このコマンドの実行後、SNC を再起動する必要があります。 |
setFcHardId [チャネル], [id]
setFcHardId コマンドを使用して、チャネルに対して Hard AL_PA を設定します。
チャネル - SAN 接続番号:1,2
id - ID 設定です。0 から 125 が有効な ID です。255 は ソフト ID 方法を要求します。無効な ID が要求されると、ソフト ID 方法が使用されます。
|
注意:新しい設定を有効にするには、このコマンドの実行後、SNC を再起動する必要があります。 |
setHost [ポート], "OS"
setHost コマンドを使用して、指定した SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)インターフェイスのオペレーティングシステム タイプを設定します。これにより、SNC が特定のオペレーティング システムに対応するように、ある程度カスタマイズすることができます。port が 0 の場合は、変更はすべての SAN 接続に適用されます。 それ以外の場合は、ホストタイプは指定したインターフェイス上の SAN 接続にのみ適用されます。標準設定は、 AUTOSENSE/NT です。OS は、現在、以下のいずれかになります。AUTOSENSE/NT、NT、AIX、Solaris、HP-UX、Netware、AS400、Unisys、Linux、Gateway、Generic、FCR-2、または PV-136T- FC。
| パラメータ |
値 |
|
| ポート |
0 |
変更がすべての SAN 接続に適用されます |
| |
1 または 2 |
変更が、指定に応じて、 SAN 接続の 1 または 2 に適用されます |
| OS (オペレーティング システム) |
AUTOSENSE/NT、NT、AIX、Solaris、HP-UX、Netware、AS400、Unisys、Linux、Gateway、Generic、FCR-2、または PV-136T-FC |
|
|
注意:
新しい設定を有効にするには、このコマンドの実行後、SNC を再起動する必要があります。
|
|
注意:
SNC に接続するホストの種類の設定としては、Autosense/NT が推奨されます。Autosense/NT 設定を常時使用するようにしてください。この設定では、Microsoft® Windows NT® または Windows® 2000 サーバホストを含まない同種、異種の SAN に適用されます。
|
setNettime [値]
setNettime コマンドは、タイムサーバー機能を無効にし、システムタイムを SNC のリアルタイム クロックに合わせて設定します。
| 値 |
意味 |
| 1 |
システム クロックをタイムサーバに合わせて設定します |
| 0 |
システム クロックをリアルタイム クロックに合わせて設定します |
setScsiAssign [devID], [チャネル], [id], [lun]
setScsiAssign コマンドは、特定のターゲット ID を持つターゲットデバイスと LUN を特定の SCSI チャネルに割り当てます。指定するチャネルは、ターゲットモードで稼動するように設定する必要があります。[id] および [lun] の値は、そのチャネルで有効な値である必要があります。以下の例では、[devID] 64 が ID 0 に、LUN 0 が SCSI チャネル 2 に割り当てられています。
targets コマンドを使用すると、[devID] を [Idx] として表示できます。
ファイバチャネルブレードにてファームウェア 4.40 を使用している場合は、このコマンドは使用できません。
setSnaCCLun [新しいLUN]
setSnaCCLun コマンドは、SNC のコマンドおよび制御 LUN を指定した値に再度割り当てます。
新しいLUN - コマンドおよび制御 LUNの新しい値です。有効な値は、0 から 127 です。
新しい設定は直ちに有効です。以前の値は、デバイスマップおよびデータベースから削除され、デバイスが削除されたことを示すトラップが作成されます。
新しい LUN が現在使用されていない場合は、新しいエントリがデバイスマップとデータベースに追加されます。新しいデバイスが追加されたことを示すトラップが作成されます。
新しい LUN がすでに使用されている場合、コマンドと制御 LUN は無効になります。要求された LUN にマップされているデバイスが取り外され、データベースから削除されるまで、無効のままです。このような場合、mapRebuildDatabase コマンドを使用すれば、以前の LUN 割り当てを削除し、新しいコマンドおよび制御 LUN を有効にすることができます。
|
注意:AIX および NT は、report LUNs コマンドを発行する際に LUN 0 を使用するので、デバイスが LUN 0 に設定されていることを確認する必要があります。 |
setTimeHost "hostname"
setTimeHost コマンドを使用すると、タイムサーバが稼動するホストを SNC システムに追加できます。
shellLock
一度に使用可能な管理インターフェイスは1つだけです。ネットワーク インターフェイスが開いている場合、サービスポート インターフェイスは使用することができません。shellLock コマンドを使用すると、シェルへのネットワークプロトコルアクセスを防止できる場合があります。
数値パラメータによって、シェルをロックまたはアンロックするかを指定します。パラメータが 0 の場合、シェルはアンロックされます。
showbox コマンドは、文字を使用して SNC のコンポーネントを表示し、テープライブラリ背面から見た装置の図を表示します。

showScsiAssign [チャネル]
showScsiAssignは、指定したチャネルに現在割り当てられているアドレスをリスト表示します。チャネルが省略されたり 0(ゼロ)が指定された場合、すべての割り当てが、すべてのターゲットチャネルに対して表示されます。
showVersions
showVersions コマンドは、操作ファームウェア、電源投入時の自己診断テスト (POST)、起動 ROM、および代替起動 ROM のバージョンを
表示します。
sncFeatureEnable "ライセンスキー"
sncFeatureEnable コマンドは、データムーバ機能を有効にします。この機能を有効にするには、固有のライセンスキーを使用します。アクセス セキュリティ機能を参照してください。
ライセンスキーが出荷時にインストールされている場合は、実際のライセンスキーではなく「enable」という語句を入力します。
value = 1 = 0x1 というメッセージが表示された場合は、すでにライセンスキーがインストール済みで、データムーバが有効であることを示しています。
value = -1 = 0xffffffff というメッセージが表示された場合は、まだライセンスがインストールされていなく、ライセンスキーを入力する必要があることを示します。
snmpCommunitiesShow
snmpCommunitiesShow コマンドは、SNC で使用されている SNMP コミュニティ 文字列のリストを表示します。
snmpHelp
snmpHelp コマンドは、snmp コマンドのリストを表示します。
snmpReadCommunityAdd "文字列"
snmpReadCommunityAdd コマンドは、特定の文字列を SNMP 読み取り操作 (Get および GetNext) で受け入れられる文字列のリストに追加します。
snmpReadCommunityRemove "文字列"
snmpReadCommunityRemove コマンドは、特定の文字列を SNMP 読み取り操作 で受け入れられる文字列のリストから削除します。
snmpTrapCommunitySet "文字列"
snmpTrapCommunitySet コマンドは、SNMP トラップで渡されるコミュニティストリングを設定します。
snmpWriteCommunityAdd "文字列"
snmpWriteCommunityAdd コマンドは、特定の文字列を SNMP 書き込み操作 (Set) で受け入れられる文字列のリストに追加します。
snmpWriteCommunityRemove "文字列"
snmpWriteCommunityRemove コマンドは、特定の文字列を SNMP 書き込み操作 で受け入れられる文字列のリストから削除します。
sysConfigShow
sysConfigShow コマンドは、現在のシステムパラメータ設定を表示します。ここでは、SNC のコマンドおよび制御インターフェイスは有効であるか無効であるか、LUN がこれに割り当てられているか、拡張テープ パフォーマンス機能は有効であるか、Ethernet ポートの MAC アドレス、そして SNC の ファイバチャネル ノード アドレスが表示されます。
sysNodeNameModeSet [モード]
sysNodeNameModeSet コマンドは、ファイバチャネルインターフェイス ポートのファイバチャネル ノード ネーム モードを変更します。標準モード (モード 0) では、SNC 上の各 ファイバチャネル ポートのノード名は同一に設定されています。異なるノード名を必要とする設定の場合は、sysNodeNameModeSet コマンドを使用してモードを 1 に変更します。
| モード |
定義 |
| 0 |
すべての FC インターフェイス上でノード名が同じ |
| 1 |
ノード名はポート名に基づいているがポート名とは異なる名前 (デフォルト) |
|
注:推奨されるノード名モード設定は、モード 1 です。 |
sysNodeNameModeShow コマンドも参照してください。
sysNodeNameModeShow
sysNodeNameModeShow コマンドは、現在のファイバチャネル ノード名モードを表示します。標準モードは 1 です。 詳細については、 sysNodeNameModeSet コマンドを参照してください。
sysVpdShow または sysVpdShowAll
sysVpdShow コマンドは、重要な製品データ情報を表示します。SNC の重要な製品データには、下記で示すように、シリアルナンバー、ファームウェア バージョンなどが含まれています。
sysVpdShowAll は、メモリや別のチャネルに関する情報など、より多くの情報を表示します。



sz "filename"
sz コマンドは、送信 Zmodem ファイルの転送セッションを初期化します。SNC の取り替えが必要である場合に、設定情報をファイルに保存するには、このコマンドを使用します。SNC は Zmodem プロトコルを使用して、固定アドレスマップ データベースや設定パラメータの設定を、不揮発性メモリからサービス端末上のファイルにアップロードします。このコマンドの実行後、Zmodem プロトコルを使用するファイル受信操作が開始され、サービス端末からファイル転送が開始されます。
下記に示すのは、ファイル名が config.cfg である場合の一例です。別のファイル名を指定することはできますが、ファイル名は 8 文字以下で、拡張子は .cfg である必要があります。設定ファイルの受信に関しては、rz コマンドも参照してください。
targets
SNC では、入出力チャネルに接続されているターゲット デバイスのリストが保存されています。targets コマンドは、現在接続されているデバイスを、デバイスの説明とともにリスト表示します。
- Idx ターゲット リスト内でのデバイスのインデックスです。
- Tdev 一部の診断で使用される、内部ポインタです
- Vendor SCSI 照会データのベンダー ID フィールドの内容です
- Product SCSI 照会データの製品 ID フィールドの内容です
- Rev SCSI 照会データのリビジョン ID フィールドの内容です
- Type Specific デバイスの種類に関する、デバイス関連情報です。
tcpstatShow
tcpstatShow コマンドは、Ethernet ネットワークの TCP の統計値を表示します。これらの統計値を解釈するには、インターネット ネットワーク プロトコルについて熟知している必要があります。この情報は、LAN の管理者の役に立つことがあります。
tPathShow
tpathShow コマンドは、自動フェイルオーバー用にマップされたターゲットの状態を表示します。フェイルオーバー用にマップされたターゲットがない場合、ターゲットは表示されません。
フェイルオーバー用にマップされたターゲットがある場合、tpathShow は、各ターゲットと、各ターゲットに使用できる代替パスすべてを表示します。
trapDestAdd, trapDestRemove, trapDestShow
trapDestAdd、trapDestRemove、および trapDestShow コマンドの使用により、SNC 内部に保存されている SNMP トラップ宛先テーブルを表示および操作することができます。
trapDestAdd "ipAddress"
特定の IP アドレスをトラップ受信者として追加します。
trapDestRemove "ipAddress"
特定の IP アドレスをトラップ受信者から削除します。
trapDestShow "ipAddress"
トラップ宛先テーブル全体を表示します。
tzSet "timezone"
| タイムゾーンの値 |
意味 |
| GMT |
グリニッジ標準時 |
| UTC |
協定世界時 |
| EST |
東部標準時 |
| CST |
中央部標準時 |
| MST |
山岳部標準時 |
| PST |
太平洋標準時 |
udpstatShow
udpstatShow コマンドは、Ethernet ネットワークの UDP 統計値を表示します。これらの統計値を解釈するには、インターネット ネットワーク プロトコルについて熟知している必要があります。この情報は、LAN の管理者の役に立つことがあります。
uptime
uptime コマンドは、SNC の最後の起動からの経過時間を表示します。
上記の例では、最後に SNC を起動してから 4 日と 23 時間 12 分 46 秒と 10 クロック刻み経過していること示しています。1 秒につき 60 刻みです。
ユーザ
userAdd、userDelete、および userList コマンドを使用すれば、ユーザリストを制御できます。固定アドレスマップ ファイルは、FTP 経由で SNC に送受信されます。FTP を使用する必要がある場合は、user コマンドを使用してログインとパスワードを作成し、Ethernet ネットワークから SNC にアクセスできるようにします。
userAdd "username","password"
パスワードファイルにユーザとパスワードを追加します。"username" は 3 から 80 文字の範囲で指定する必要があります。"password" は、8 から 40 文字の範囲で指定する必要があります。
userDelete "username","password"
パスワード ファイルからユーザを削除します。ユーザ パスワードが分からない場合は、削除できません。ユーザ パスワードを忘れたか、分からない場合には、パスワード ファイルを削除して SNC を再起動し、ユーザ名とパスワードをすべてもう一度追加する必要があります。
userList
パスワード ファイルの内容を表示します (パスワードは暗号化されています)。
userHelp
userHelp コマンドは、ユーザコマンドのリストを表示します。

version
SNC はインテリジェント デバイスで、すべての機能を制御するソフトウェアが内臓されています。このオペレーティング ソフトウェアのバージョンは、version コマンドを使用して表示することができます。最初の行には、SNC ファームウェアのバージョンが表示されます。次の複数行には、オペレーティング システム ソフトウェアのバージョン情報が表示されます。
vpmFeatureEnable "ライセンスキー"
vpmFeatureEnable コマンドを使用すると、オプションの VPM 機能を有効にできます。この機能を有効にするには、固有のライセンスキーを使用します。
ライセンスキーが出荷時にインストールされている場合は、実際のライセンスキーではなく「enable」という語句を入力します。
value = 1 = 0x1 というメッセージが表示された場合は、すでにライセンスがインストール済みで、VPM が有効であることを示しています。value = -1 = 0xffffffff というメッセージが表示された場合は、まだライセンスがインストールされていなく、ライセンスキーを入力する必要があることを示します。
licenseShow コマンドも参照してください。
ファイバチャネルブレードにてファームウェア 4.40 を使用している場合は、このコマンドは使用できません。
vpmFeatureEnabled
vpmFeatureEnabled コマンドを使用すると、VPM 機能のステータスを確認できます。戻り値「1」は、VPM がすでに有効になっていることを示します。戻り値「0」は、VPM が無効になっていることを示します。以下の例では、VPM はすでに有効になっています。
ファイバチャネルブレードにてファームウェア 4.40 を使用している場合は、このコマンドは使用できません。
wwnGlobalClear
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警告:これらの手順を行うのは、訓練を受け承認されたサービス担当者だけにしてください。これらの手順を間違えると、データを破損したり紛失する場合があります。 |
wwnGlobalClear コマンドは、wwnGlobalSet で設定された設定を削除し、ワールドワイドネーム(WWN)を工場出荷時の設定に戻します。警告メッセージを読むと続行を尋ねるプロンプトが表示され、続行するとパスワードを入力するよう求められます。有効なパスワードを入力すると、SNC を再起動するように求められます。
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警告:SNC の WWN が wwnPortSet によってすでに変更されていた場合は、wwnGlobalClear は動作しません。更新を削除するには、wwnPortClear を使用する必要があります。 |
wwnGlobalSet
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警告:これらの手順を行うのは、訓練を受け承認されたサービス担当者だけにしてください。これらの手順を間違えると、データを破損したり紛失する場合があります。 |
wwnGlobalSet コマンドは、ファイバチャネルポートの WWN を設定します。これにより、ファイバチャネル ポートの WWN のみに使用される新しいベース WWN が確立されます。オンボードの UID や MAC アドレスは変更されません。警告文を読むと、続行を促すプロンプトが表示されます。
入力した WWN の最初の 5 バイトでは、内容がチェックされ、8 バイトすべてに対しては、構文がチェックされます。入力した WWN が有効であれば、パスワードを入力して作業を続けるように促されます。
入力したパスワードが有効であれば、SNC を再起動するように促されます。
wwnPortClear [ポート]
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警告:これらの手順を行うのは、訓練を受け承認されたサービス担当者だけにしてください。これらの手順を間違えると、データを破損したり紛失する場合があります。 |
| パラメータ |
値 |
意味 |
| ポート |
1 |
FC 1 とラベル付けされた SNC 接続 |
SNC の WWN が wwnPortSet によってすでに変更されていた場合は、wwnGlobalClear は動作しません。更新を削除するには、wwnPortClear を使用する必要があります。wwnPortClear コマンドは、wwnPortSet で設定された設定を削除し、WWN を工場出荷時の設定に戻します。警告メッセージを読むと続行を尋ねるプロンプトが表示されます。続行するとパスワードを入力するよう求められます。有効なパスワードを入力すると、SNC を再起動するように求められます。
wwnPortSet [ポート]
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警告:これらの手順を行うのは、訓練を受け承認されたサービス担当者だけにしてください。これらの手順を間違えると、データを破損したり紛失する場合があります。 |
| パラメータ |
値 |
意味 |
| ポート |
1 |
FC 1 とラベル付けされた SNC 接続 |
wwnPortSet コマンドは、単一のファイバチャネル ポートのポートとノードの WWN を設定します。ポート番号はコマンドラインで指定します。警告文を読むと、続行を促すプロンプトが表示されます。
入力項目の構文がチェックされます。入力した WWN が有効であれば、パスワードを入力して作業を続けるように促されます。q とタイプ入力し、<Enter> を押して終了します。入力したパスワードが有効であれば、SNC を再起動するように促されます。
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