ライブラリの設定:Dell PowerVault 136T テープ ライブラリ ユーザ ガイド
目次のページに戻る
ライブラリの設定
Dell™ PowerVault™ 136T テープ ライブラリ ユーザ ガイド
一般特性の設定
バーコード長の設定
ドライブ SCSI ID の設定
日付と時刻の設定
オペレータ パネルを保護するためのパスワード
メールボックスのロックとロック解除
ライブラリを設定する方法はいろいろあります。これには、ライブラリ SCSI ID、ライブラリの試行回数、インポート/エクスポート機能やストレージにメールボックスを使用するかどうかなどの設定が含まれます。このような操作により、使用環境に合わせてライブラリがパーソナル化されます。
一般特性の設定
ライブラリの一般的な特性は、SCSI と Config を用いて設定します。ここでは、これらのコマンドの使用方法について説明します。
ライブラリの特性を設定する
ライブラリの一般特性を設定するには SCSI を使用します。これには次の項目が含まれます。
ライブラリ SCSI ID を設定する - SCSI バスにあるその他の SCSI デバイスと異なる ID を設定することが重要です。
リトライ回数を設定する - これはエラーが発生するまで、ライブラリがテープ カートリッジを put または get する試行回数です。
パリティを有効化または無効化する - この値のデフォルトは有効化ですが、ホスト バス アダプタの設定と同じでなければなりません。
異なるライブラリをエミュレートする - 他のライブラリをエミュレートするように、ライブラリを設定できます。これは使用しているホスト ソフトウェアが他のライブラリは認識するが、このテープ ライブラリは認識しない場合に便利です(このような現象は、たとえば、正しいドライバがインストールされていない場合に起こります)。ホストがこのライブラリと通信できるように、このライブラリを別のライブラリのように見せかけるにはこの機能を使用します。
パス: Main menu —> Setup —> Library —> SCSI
ライブラリを設定する手順は次のとおりです。
Main メニューで、Setup を選択してから、Library を選択します。SCSI を選択します。
現在の値と新しい値が表示されます。
Up 、Down 、Next 、または Yes/No を使用して、次のフィールドに値を入力します。
SCSI ID - ライブラリの SCSI ID を設定します。SCSI ID は 0 から 7 の範囲で指定します。
Retries - リトライ回数を設定します。0 から 255 の範囲内で指定します。
Parity - パリティを有効化または無効化します。指定できる値は Yes または No です。
Library sign-on - ライブラリのサインオン エミュレータを有効化します。指定できる値は PV-136T または Scalar 100 です。
完了したら、Parity または Library sign-on が選択されている状態で、OK を選択します。
ライブラリを再起動するまで、新しい値は有効になりません。今すぐに再起動する場合は、OK を選択します。後で再起動する場合は、Cancel を選択します。変更内容は、次にライブラリを再起動した時に有効になります。
その他のライブラリ オプションの設定
その他のライブラリ特性を設定するには Config を使用します。このコマンドで設定できる特性は次のとおりです。
オペレータ パネルの LCD にバック ライトをつけるかどうかの選択
ライブラリ ボタンを押したときにキー ストロークを有効にするかどうかの選択
ライブラリを起動した時にライブラリでバーコードをすべてスキャンするかどうかの設定ライブラリは、起動時にすべてのテープ カートリッジをスキャンするか、タッチする必要がありますので注意してください。
起動時にライブラリですべてのテープ カートリッジにタッチするかどうかの設定ライブラリは、起動時にすべてのテープ カートリッジをスキャンするか、タッチする必要がありますので注意してください。
コマンドのインポート/エクスポートのために、または追加ストレージとしてメールボックスを設定
パス: Main menu —> Setup —> Utils —> Config
追加ライブラリ オプションを設定する手順は次のとおりです。
Main メニューで、Setup を選択してから、Utils を選択します。Config を選択します。
Config ダイアログ ボックスが表示されます。
Yes/No 、Next 、および Change を使用して、次のフィールドを設定します。
Backlight on - バック ライトをオンまたはオフに設定します。指定できる値は Yes または No です。
Audio on - ボタンを押したときにキー ストローク音を出すかどうかを指定します。指定できる値は Yes または No です。
Scan on Init - ライブラリの起動時に、ライブラリでテープ カートリッジのバーコードをすべてスキャンするかどうかを指定します。ここで、Scan on Init または Touch on Init のどちらかを有効にする必要がある点に注意してください。指定できる値は Yes または No です。
Touch on Init - ライブラリの起動時に、ライブラリ ピッカーでテープ カートリッジすべてをタッチするかどうかを指定します。ここで、Scan on Init または Touch on Init のどちらかを有効にする必要がある点に注意してください。指定できる値は Yes または No です。
Mailbox - テープ カートリッジをインポートまたはエクスポートするためにメールボックスを使用するかどうか、またはメールボックスをストレージ スロットとして使用するかどうかを指定します。
Imprt/Exprt - テープ カートリッジのインポートまたはエクスポートにメールボックスが使用されることを表します。
Storage - メールボックスがストレージに使用されることを表します。
OK を選択します。
バーコード長の設定
ライブラリによって読み込まれるバーコードの長さ (Volser) を設定するには Media を使用します。デフォルトでは、ライブラリは 5 ~ 13 文字からなる拡張バーコード ラベルを読み込みますが、6 文字のバーコード ラベルを読み込むようにライブラリを設定できます。
バーコード ラベルの詳細については、バーコード ラベルに関する要件 を参照してください。
パス: Main menu —> Setup —> Library —> Media
バーコードの長さを設定する手順は次のとおりです。
Main メニューで、Setup を選択してから、Library を選択します。Media を選択します。
Change を使用して、次のいずれか 1 つを選択します。
DEFAULT - ライブラリは 6 文字のバーコード ラベルを読み込みます。
EXTENDED - ライブラリは 5 ~ 13 文字のバーコード ラベルを読み込みます。
注: メディア識別子に基づいてメディアを管理するために、バックアップ ソフトウェアの設定を予定している場合、長さには Extended を使用する必要があります。
OK を選択します。
ドライブ SCSI ID の設定
ドライブの SCSI ID を設定するには Drive を使用します。ドライブの SCSI ID は、同じ SCSI バスにある他の SCSI デバイスの ID と異なるものでなければなりません。利用可能な SCSI ID は 0 から15 の値です。
パス: Main menu —> Setup —> Drives —> SCSI
ドライブ SCSI ID を設定する手順は次のとおりです。
Main メニューで、Setup を選択してから、Drive を選択します。SCSI を選択します。
Change Drive を使用して、SCSI ID の設定対象となるドライブを選択します。
Next を選択します。
Up と Down を使用して、このドライブで使用する新しい SCSI ID を選択します。
CURRENT 列には現在の SCSI ID が表示されます。NEW 列には新しい SCSI ID が表示されます。
Next を選択します。
ダイアログ ボックスを更新すると、選択した SCSI ID を使用している他のドライブの数が Drives with this ID に表示されます。 NONE が表示されている場合は、OK を選択します。それ以外の場合は、他のドライブと重複しないように SCSI ID を変更します。
ライブラリにより、指定されたドライブの SCSI ID がリセットされます。
完了すると、OK を選択します。
日付と時刻の設定
ライブラリの日付と時刻を設定するには Date/Time を使用します。ここで設定した日付や時刻はライブラリ ログやオペレータ パネルで表示されます。
ここで設定した日付や時刻はリモート管理ユニット (RMU) で使用される日付や時刻には影響を与えませんが、ライブラリ ログの日付や時刻には影響しますので注意してください。
パス: Main menu —> Setup —> Utils —> Date/Time
日付と時刻を設定する手順は次のとおりです。
Main メニューで、Setup を選択してから、Utils を選択します。Date/Time を選択します。
Date/Time ダイアログ ボックスが表示されます。
Up 、Down 、または Next を使用して、DATE 列と TIME 列に値を設定します。ライブラリは 24 時間方式を使用しているので注意してください。
Year : 西暦で表した年の下 2 桁。
Month : 月を表す数値。
Day : 日を表す数値。
Hour : 時を表す数値。ライブラリは 24 時間方式を使用しているので注意してください。
Min : 分を表す数値。
Sec : 秒を表す数値。
OK を押します。
オペレータ パネルを保護するためのパスワード
オペレータ パネルを保護するためにパスワードを設定することができます。パスワードを有効または無効にしたり、パスワードを設定または変更したりする手順は次のとおりです。
パス: Main menu —> Setup —> Utils —> Secure
パスワードを有効化、無効化、あるいは変更する手順は次のとおりです。
Main メニューで、Setup を選択してから、Utils を選択します。Secure を選択します。
次のいずれかの操作を実行します。
Yes/No を使用して、パスワードを有効化するかどうかを指定します。チェックボックスがチェックされている場合、パスワード機能が有効になっています。Yes/No を選択すると、確認画面が表示され、セキュリティが ON か OFF かが表示されます。OK を選択します。
パスワードを設定または変更するには
Next を押して、Set/Change Password を選択します。Change を押します。
Up や Next を使用して、4 桁の数字からなるパスワードを設定します。0 から 9 までの値が使用できます。
確認ダイアログ ボックスが表示されます。OK を選択します。Secure メニューで、もう一度、OK を選択します。
メールボックスのロックとロック解除
メールボックスをロックしたり、ロックを解除したりするには、Sensors を使用します。ライブラリへのアクセスを制限する必要がある場合は、このロック機能を使うと便利です。このコマンドを使うときは、多くの場合、オペレータ パネルのパスワードも有効化されます。
パス: Main menu —> Service —> Library —> Diags —> Sensors
メールボックスをロックしたり、ロック解除する手順は次のとおりです。
Main メニューで、Service を選択してから、Library を選択します。Diags を選択した後、Sensors を選択します。
センサー情報が表示されます。このダイアログ ボックスの詳細については、センサー情報の取得 を参照してください。
メールボックスをロックしたり、ロックを解除したりするには、Lock/Unlock を選択します。完了したら、Cancel を選択します。
目次のページに戻る